アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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グラデーション
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永井 するみ

永井するみサンってことで、勝手にミステリだと思っていた。
ところが全然違うもので、あれ??と意表を疲れた感じ。
っていっても、アタシが勝手に思い込んでただけなんだけど。

桂真紀ちゃんという女の子が、少しずつ少しずつ大人になっていくという小説。
彼女が14歳の中学生のころから、一つずつ歳をとっていくたびに少しずつ変わっていくのを年を追って描いている。

特になにが起こるでもない。
女の子が集まってキャアキャア騒いでいる様子に心から馴染めなかったり。
明るくて誰とでも合わせられてという器用さがなかったり。
なんとなく生きにくさを感じながら、受け身な感じで生きている彼女に親近感を覚える。

ものすごく等身大な感じがする。
その年代の自分を思い出すような。
泣いたり落ち込んだり悩んだり。
そうやって自分の進みたい道をゆっくり探せばいい。
そして最後には心からほっとできる、自分らしくいられる相手を見つける。
なんだか気持ちがストンと落ち着くような話だった。

たくさん考えて悩んで、少しずつ前に進んでいけばいい。
そうするうちに回りも自分も少しずつ変わっていく。
っていうのがタイトルにこめられているんだろう。
そうやって彼女が落ち着いた先は、昔から知っている男の子。

気持ちが落ち着く相手と一緒にご飯を食べながら話をして。
どこに行きたい?
本当にどこでもいい。
そうやって近くにいて話をして。
それだけで十分。
その気持ち、すごくよく分かるな〜。

商品の詳細
単行本: 301ページ
出版社: 光文社 (2007/10/20)
ISBN-10: 4334925766
ISBN-13: 978-4334925765
発売日: 2007/10/20
JUGEMテーマ:読書




| 永井 するみ | 07:44 | comments(0) | trackbacks(3) |
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