アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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フルタイムライフ
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柴崎 友香

いつ読んでも柴崎さんの文章は、っていうか出てくる会話は、アタシをとても懐かしい気分にさせてくれる。
この小説もそう。
普通の女の子の普通の日常を淡々となぞってるだけのもの。
だからこそ、なおさら、普通の人であるアタシがこんなに懐かしい気分になるんだろうな。

4月に新入社員として会社勤めを始めた女性が主人公。
彼女が春に入社してから冬までの毎月を切り取ったようなオハナシ。
会社というものに慣れなかったり、そこでの人間関係を考えたり、そして学生時代の友達にあったり、好きな人ができたり。
本当に普通のことが、普通に書かれていて、ちょっと笑っちゃうぐらい。

会社に勤めるっていうのを、すごく意識してる人って少ないと思う。
彼女のように、特に執着するわけでもないけど、なんとなく違うっていう気もするし、だけどやっぱり辞めようってほどのこともないし……みたいな。
そうですそうです。そうなんです。って思いながら読んでいた。
会社の中って、やっぱり中にいる人じゃないとわからないからね。
仕事初めの日に会社でお酒飲むのは普通?
事務所にずっとBGMが流れてるのは?
事務所でテレビがついているのは?
そういうのって、なんか面白いよね。
アタシもたまにそういうこと考えちゃったりして、ほかの会社の友達と話して大笑いしたりビックリしたり。

というようなことで、ホントにここに書かれていることは普通のことで、ちっとも気を張ることもなく身近な感じで読むことができる。
そしてさらに、あっという間に読んでしまうことができる。
ただやっぱりあまりにも何も起こらなさすぎて、物足りない感じもする。

出版社 / 著者からの内容紹介
「きょうのできごと」で一躍注目、期待の女性作家の最新長編小説。大学生やフリーターたちの漂うような感覚をリアルに描いてきた著者が、自身のOL体験をもとに初めて舞台をオフィスに移し、新社会人・春子の揺れ動く10ヶ月を繊細に描く。

内容(「BOOK」データベースより)
喜多川春子22歳。美術系の大学を卒業し、思いがけず包装機器会社の事務職についた―。『きょうのできごと』の著者が四季を通して、細やかに綴った新入社員の10ヶ月。

単行本: 220ページ
出版社: マガジンハウス (2005/4/14)
ISBN-10: 4838715757
ISBN-13: 978-4838715756


| 柴崎 友香 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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