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卵の緒
卵の緒
卵の緒
瀬尾 まいこ

この小説は好きだな〜。
すごくあったかい空気が流れてる感じがして、ものすごく気分いい。
瀬尾サンの書くお話はだいたい好きなんだけど、コレものすごく好き。

2作品とも描かれているのは、ちょっと普通とは違う家庭。
言う人に言わせればそうなんだろうけど、そんなことどうでもいいじゃないと思えるような素敵な家庭。
みんなが思い描く家族という形とか、あり方とか……。
そんなものよりももっともっと大事なものってこういうことなんだろな。
言葉ではなくて家庭に流れる空気が愛情いっぱい。

「卵の緒」
母親と自分との血のつながりのことを気にしている小学生男子。
臍の緒なんかより、もっともっと素敵なつながりっていうのかな。
おいしいものを食べたときに、それを食べさせたいと思う相手。
そうだな。素敵な発想。
なんといっても、この豪快で愛情たっぷりの母に感動。
こういう母って憧れちゃうな〜。
これで息子がおかしな子に育つワケがないよね。
ってことで育夫クンみたいな息子がほしいわ〜〜。

「7's bloods」
腹違いの弟を突然引き取った母がその後すぐに入院する。
そしてその会ったこともなかった弟と二人で暮らし始める女子高生。
この異母兄弟の間のつながりはなんなんだろうな。
弟のソツのない愛想のよさが逆に気に入らない彼女。
そんな彼女に小さな弟が言う。
子どもは大人に気に入られないと生きていけない。これは考えてみればホントだ。
これは読みながらちょっと涙が出てきた。
瀬尾サン。グッジョブだ。

内容(「BOOK」データベースより)
まったく新しい家族のあり方を軽やかに描く第7回坊っちゃん文学大賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)
捨て子だと思っている小学校4年生の育生、妙ちきりんな母親、そのとぼけたボーイフレンド、不登校の同級生、血の繋がらない親子を軸に、「家族」を軽やかなタッチで描く。坊ちゃん文学賞大賞受賞作に書き下ろし1編を収録。

単行本: 193ページ
出版社: マガジンハウス (2002/11)
ISBN-10: 4838713886
ISBN-13: 978-4838713882


| 瀬尾 まいこ | 08:34 | comments(4) | trackbacks(7) |
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コメント
NAME : pumila
DATE : 2007/08/29 12:28 PM
●akiさん
恋人のことを思いながら読むと、またさらに考えることいっぱいあるんでしょうね。
直接聞くのって簡単な距離にいる人なのに、なぜか思い切って聞けないことってありますよねぇ。
ただ、そうやって恋人のことを考えている時間もまた大事な時間なのかもしれません。

●チョロさん
はじめまして。じゃない気分になってもらえるなんて、なんて光栄。
ダダダっと書き流しているだけの稚拙な文章を読んでいただきありがとうございます。
さきほどチョロさんのブログにもお邪魔させていただきました。
先日「青い鳥」読まれてますね。私も読みたいと思っているところです。

●miyukichiさん
DVD出てるんですね〜。
ありがとうございます。
さっそく探して観てみたいです。
最近よく、こうやって小説がドラマ化されたりっていうのが気にかかりつつ……。
結構深夜放映でやってるんですね。今度見てみよう。
ほかに素敵なのがあれば、また教えてくださいね。

NAME : miyukichi
DATE : 2007/08/22 8:27 PM
 こんばんは♪
 TBどうもありがとうございました。

 瀬尾さん、私もとても好きです。
 あったかい空気が、すごくいいですよね。

 「7's bloods」のほうは、ドラマ化もされていて、
 とてもよかったですよ。
 こちらのレビューもTBさせていただきますね。

NAME : チョロ
DATE : 2007/08/22 6:44 AM
たぶん、はぢめまして。
はぢめてでない気がするのは、毎日このページを開きつつ「そうそう」とか「そうかななぁ」などとつぶやいていたからです。
瀬尾さんは素直にみせておいて、なかなかしたたかなところがいいですね。小説家も私のような一般人も「どれだけうまくウソをつけるか」だとおもっています、極論ですけど。
人を傷つけるウソではなく、人を包み込めるようなウソをつけるよう、修練を積みたいと思っています。
ではまた。

NAME : aki
DATE : 2007/08/21 10:12 PM
トラックバック、ありがとうございます。
私の恋人が複雑な家庭環境で育った人のなので、「卵の緒」を読みながら色々考えさせられることがありました。
もっといろんなこと、本人に聞けばいいのにね。(苦笑)

それ以外にも、瀬尾まいこさんの小説には共感できることが多くて好きです。

今後ともよろしくです。


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