アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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青に捧げる悪夢
青に捧げる悪夢
青に捧げる悪夢
恩田 陸,近藤 史恵,小林 泰三,乙一,若竹 七海

これはホラーってやつかな。
割と聞く名前の著者が描く青黒い感じの短編がズラリ。
とはいえオドロオドロしすぎるわけじゃなく、なんとなくほんわかしたものもあって読みやすい感じのホラー。

水晶の夜、翡翠の朝<恩田陸>サラリとした感触のもの。
金髪の美少年とか、美しいイメージ。
割とキライじゃない。
同じコが同じ設定で出てくる小説があるらしい。
「麦の海に沈む果実」というソレも読んでみたいとチラリと思った。

みたびのサマータイム<若竹七海>
これはホラーというのとはちょっと違うのかな。
普通の高校生の恋愛モノというふうに読んだ。
兄の失踪、姉の死。
お互いの重い過去がつながる。

水仙の季節<近藤史恵>これはもう単純にミステリですな。
双子の姉妹による殺人トリック。
非常にベタなものだけど、ちょっと優男という感じの彼が好き。

攫われて<小林泰三>これは単にキモチ悪かった。
こういうのって、どうも苦手。

階段<乙一>
読みながら絶望感が漂う。
こういう家庭環境でビビリながら育つってどんなだろう?
家庭という「内側」の世界で、終わることなく続く恐怖ってどうだろう?
そんなことを思いながら読んで、なんか肩が凝りそうだったわ。
そして押入れのふすまの中からのぞく場面では、こっちまでドキドキしてしまうような。
悲しくてつらくて、でもコレって「アリ」だな。

ふたり遊び<篠田真由美>これもあんまり得意な感じの小説ではない。
不気味な雰囲気漂いまくり。
最終的には悲しいお話なんだけど、不気味さが勝ってアタシ的にはちょっとダメ。

還って来た少女<新津きよみ>おぉ〜っ。そういうオチですか。
ていうか、それって大概の人は知ってると思うけど……。
まぁ、雰囲気としては悪くない。

闇の羽音<岡本賢一>コレは怖かった。
蜂に襲われて格闘する場面ではなんか緊張しちゃった。
けど最終、ちょっとついてけなかった。
母性?

ラベンダー・サマー<瀬川ことみ>
美しい景色が見えるようだ。
気持ち悪い映像と、美しい景色とが交錯するような。
関係ないけどラベンダーって言葉の響き、とても涼しげでいいよな。

天狗と宿題、幼なじみ<はやみねかおる>なぜかゴシック体で書かれた文字と「天狗」という単語にちょっとビビる。
どんな時代のどんな話だろ?と身構えたが、そんなんじゃなかった。
まぁ、悪くはない。


内容
豪華著者によるミステリーアンソロジー決定版!
閉ざされた全寮制の学園で起こった悪意のゲーム『笑いカワセミ』に、美貌の少年ヨハンが挑む!〈恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」〉ほか豪華執筆陣が贈る、せつなく、可笑しく、おぞましい傑作ミステリの饗宴!

単行本: 307ページ
出版社: 角川書店 (2005/03)
ISBN-10: 4048735934

ISBN-13: 978-4048735933


| 乙一 | 23:33 | comments(0) | trackbacks(2) |
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| 本のある生活 | 2007/03/10 11:25 PM |

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| +++ こんな一冊 +++ | 2007/03/08 7:06 AM |


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