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夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦

京都の町を舞台に、どうみても天然っぽい大学生が繰り広げる日常。
彼女の雰囲気に、とってもあったかい気持ちになる。
丁寧な言葉、静かで前向きで、でもかなりピントのボケた彼女が素敵だ。
そしてその彼女に恋焦がれる「先輩」も、とっても抜けてて素敵。
あと、出てくる人々がみな素敵だわ。

見知らぬ人たちとお酒を飲み歩いた摩訶不思議な一夜。
この夜起きた、摩訶不思議な出来事。
それをきっかけに知り合いになった摩訶不思議な人たち。

普通に考えてみれば、ちょっとおかしな人たちが出てくる恋愛小説なんだけど、
この楽しげで怪しげであったかい雰囲気はとってもイイ。
おなかの中があったかくなるような感じかな。

出版社/著者からの内容紹介
鬼才モリミが放つ、キュートでポップな片想いストーリー!
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受けるのは奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった!

内容(「BOOK」データベースより)
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。

単行本: 301ページ
出版社: 角川書店 (2006/12)
ASIN: 4048737449


| 森見 登美彦 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(4) |
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