アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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横山 秀夫

これはもう、警察内部の微妙で馬鹿馬鹿しく、生々しい人間関係が面白い。
警察署管内でのゴタゴタが、管内の部屋をぐるぐると回りながら描かれている。
キャリア組とノンキャリ。各部署間の対立。
そんな内部のゴタゴタに振り回されて、一喜一憂する男たち。


大震災が起こったその日に、有能な職員がいなくなった。
それに対応するために召集される幹部たちの、内面と外面。
そのギャップがリアルな感じで次々と描かれる。
そしてその妻達は官舎の中でまた熾烈な争いをしている。

目の前のテレビ画面が映し出す震災の大惨事。
そして自らの署で起こっている職員の失踪。
出世欲にとらわれた男たちのとる行動が実に奇妙で、そしてそれは現実感たっぷり。
ともに知恵を出し合い解決するのか隠すのか。

情報が欲しくてたまらなくて右往左往する人間たち。
そしてその情報を自分の手札にしたくて、なんとしても隠したい人間たち。
本当に人間の汚い、嫌な面がどんどんと加速をつけて浮き彫りにされていく。
それでも最後は良心というものが動き出す。
上手くまとまっているけど、なんかアタシの住む世界とは違いすぎるせいか、
今ひとつ気持ちの入れようがなかったな。

出版社 / 著者からの内容紹介
阪神大震災のさなか、700km離れたN県警本部の警務課長の不破義人が失踪した。県警の事情に精通し、人望も厚い不破がなぜ姿を消したのか? 本部長の椎野勝巳をはじめ、椎野と敵対するキャリア組の冬木警務部長、準キャリアの堀川警備部長、叩き上げの藤巻刑事部長など、県警幹部の利害と思惑が錯綜する。ホステス殺し、交通違反のもみ消し、四年前の選挙違反事件なども絡まり、解決の糸口がなかなか掴めない……。

単行本: 410ページ
出版社: 朝日新聞社 (2005/7/15)
ASIN: 4022500417


| 横山 秀夫 | 14:54 | comments(0) | trackbacks(1) |
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| 政治を考えてみよう。 | 2006/10/27 12:18 AM |


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