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アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……
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2017.01.14 Saturday
ストロベリーライフ
明るい気分になりたくて、荻原サン。
東京で自らデザイン事務所を構えているものの、仕事はほとんど入ってこない中、妻と息子と慎ましく暮らしている主人公。 父親の急病の知らせを受けて地元に帰ると、家業の農業が彼を待っていた。 富士山のふもとの田舎町で、仕方なく母を手伝いながら農作業をするうちに、夢が膨らんでくる。 イチゴ農家というその夢と、東京で待つ妻と息子。
内容自体は前向きだし、面白いし、なんといっても読みやすい。 ただ、なんとなく、農業のことすごく勉強したんだろうなって思うような、なんていうかちょっと説明っぽい感じが否めない。 気軽に読みやすいっていうのが作者のウリなのにな〜。
そして内容も前向きですごくいいし、読みながら応援したくなる。 けど、ちょっとあまりにも都合良過ぎる感じがして。 最初から取引先が何箇所もできたり、客が来たりする?
農家さんっていうのはつくづく大変なんだと思う。 天気とかイキモノとか、自分でどうにもならないモン相手にしてるし。 そのうえ地域とか仲間意識とか高くて、それは逆にヨソモノを良しとしない風土にもなってる。 実際この小説、楽しく読みながらも、いろいろなことが気にかかって仕方がない。
もちろんハッピーエンド。 独自ルートでのイチゴの取引(しかもネット、産直スーパー、地域の飲食店とバラけてて、そのうえ海外にまで!)が始まり、観光農園も上手くいき、懸案だった妻と息子との暮らしも戻り。 そしてイチゴ農園の夢はさらに広がり……。 あまりにもハッピーすぎる終わり方に、楽しく読んでた気持ちが最後になって醒めてしまった感じかな〜。
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