アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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キャロリング
評価:
有川 浩
幻冬舎
¥ 1,512
(2014-10-22)

ホントにこのヒトが描く小説というのには悪いヒトが出てこないんだな〜と。

すごく久しぶりに作者の本を読んだけど、やっぱりそう思う。

親と子とか、夫と妻とか、家族とか友人とか。人のつながりって複雑。

息子の父親であり、妻の夫でもあるし、一人のオトコでもあって。

 

子どもは親を選んで生まれてくることができない。

理不尽な環境の中に置かれてもどうしようもなくて。

 

父親の家庭内暴力から母親を守ろうとして、結果、両親と距離をおいて一人生きることになった少年とか。

ギャンブルに狂った挙句にチンピラになった父親と同じ道を歩む以外に選択肢がなかった少年とか。

そうして育った彼らは、少なからず生きにくさとか諦念とかを感じて生きていて。

だけど『不幸比べをしても何にもならない』って知ってて。

 

それでも誰かを大事に思ったり、誰かに大事にされたりして、前向いて生きていく感じ?

この前向きさこそが、有川サンらしいのかも。

ただ、この小説は、いつもの有川サンの勢いが薄い気がした。

登場人物の環境が濃すぎるせいかしら。

 

大好きな大事な彼女との結婚を前に、『持っている辞書が違う』って別れちゃった彼。

なんだかこの辞書が違う感っていうの、近頃よく感じる。

自分であれば絶対にない選択をする人を見る機会が多いせいか?

この辞書が違う感じは、いいときは世界が広がる感じがしていい。

ただ悪いほうに転ぶと辛いんだろうな。などと思ってみたり。

 

 

 

 

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