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アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……
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2015.02.03 Tuesday
首折り男のための協奏曲
これは先日読んだのより前のものなんだけど、読み損ねてたヤツ。 伊坂さんっぽい物騒なタイトル。 首折り男って…。 7つの短編が入っている。 それぞれ別のお話なんだけど、時折つながりがあったりする。 全部がしっかりつながってて、最終的にまとまってオチ。 っていうようなモノでもなく、つながってなかったり、つながってるのかな?ぐらいだったり、ゆるーい感じ。 中にはイジメの状況がたくさん出てくる。 読んでいてとっても嫌な気分になる。 なんだろな、イジメって。 だけどどこかで救われたり、あきらめたり。 以前から伊坂さんがテーマのように使う「くよくよ」がここでも登場。 世の中嫌なこととか辛いこととか、いっぱいいっぱい起こっている。 アタシの知らないところで、今もまさに誰かが殺されているのかもしれない。 誰かがひどいイジメにあってるのかもしれない。 あるいは過激派組織に人質にされ、殺害されているヒトがいるのかもしれない。 (ちょうどコレ読んでるとき、日本人ジャーナリストが人質にされて殺害されたんだわ) そんな状況の中、まったく無関係なアタシはどうすればいいのか。 ヒトゴトだとまったくの無関心でいるでもなく、逆に首を突っ込むのでもなく。 やっぱりただただクヨクヨするしかないんだわな。 そしてアタシの好きな黒澤さんがもする。 彼が出てくるとなんだかニヤリとしてしまう。 このヒト、好きなんだわ〜。 その黒澤さんが、すごーく嫌〜な男にハメられるっていうハナシ。 なんだこれは!! と思ったけど、最後まで読んでみてナルホド。 こういう仕掛けもあるんですな。 チャップリンの映画、やたら出てくるんで、観てみようかしらと思ったりして。 JUGEMテーマ:最近読んだ本 JUGEMテーマ:読書 コメント
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首折り男のための協奏曲著者 : 伊坂幸太郎新潮社発売日 : 2014-01-31ブクログでレビューを見る?
首折り男のための協奏曲
*** 内容紹介 ***
首折り男は首を折り、黒澤は物を盗み、小説家は物語を紡ぎ、あなたはこの本を貪り読む。
胸元えぐる豪速球から消え
| Noinuの云いたい放題、やりたい放題 | 2015/02/23 12:44 PM |
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