アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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首折り男のための協奏曲
勢いでまた伊坂さん。
これは先日読んだのより前のものなんだけど、読み損ねてたヤツ。
伊坂さんっぽい物騒なタイトル。
首折り男って…。
7つの短編が入っている。
それぞれ別のお話なんだけど、時折つながりがあったりする。
全部がしっかりつながってて、最終的にまとまってオチ。
っていうようなモノでもなく、つながってなかったり、つながってるのかな?ぐらいだったり、ゆるーい感じ。

中にはイジメの状況がたくさん出てくる。
読んでいてとっても嫌な気分になる。
なんだろな、イジメって。
だけどどこかで救われたり、あきらめたり。

以前から伊坂さんがテーマのように使う「くよくよ」がここでも登場。
世の中嫌なこととか辛いこととか、いっぱいいっぱい起こっている。
アタシの知らないところで、今もまさに誰かが殺されているのかもしれない。
誰かがひどいイジメにあってるのかもしれない。
あるいは過激派組織に人質にされ、殺害されているヒトがいるのかもしれない。
(ちょうどコレ読んでるとき、日本人ジャーナリストが人質にされて殺害されたんだわ)
そんな状況の中、まったく無関係なアタシはどうすればいいのか。
ヒトゴトだとまったくの無関心でいるでもなく、逆に首を突っ込むのでもなく。
やっぱりただただクヨクヨするしかないんだわな。

そしてアタシの好きな黒澤さんがもする。
彼が出てくるとなんだかニヤリとしてしまう。
このヒト、好きなんだわ〜。
その黒澤さんが、すごーく嫌〜な男にハメられるっていうハナシ。
なんだこれは!!
と思ったけど、最後まで読んでみてナルホド。
こういう仕掛けもあるんですな。

チャップリンの映画、やたら出てくるんで、観てみようかしらと思ったりして。


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| 伊坂 幸太郎 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(1) |
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「首折り男のための協奏曲」伊坂幸太郎
首折り男のための協奏曲著者 : 伊坂幸太郎新潮社発売日 : 2014-01-31ブクログでレビューを見る? 首折り男のための協奏曲 *** 内容紹介 *** 首折り男は首を折り、黒澤は物を盗み、小説家は物語を紡ぎ、あなたはこの本を貪り読む。 胸元えぐる豪速球から消え
| Noinuの云いたい放題、やりたい放題 | 2015/02/23 12:44 PM |


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