アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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死神の浮力
評価:
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文藝春秋
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(2013-10-25)

伊坂さんの新刊が出ててつい買ってしまった。
タイトルだけで、千葉さんだわっ!って思って。
死神の精度』から何年経ってるのかな〜。
アタシの伊坂ファン暦も結構長くなったもんだ。
この間、新刊が出たといっては買って、
時にガックリと肩を落とし、時にわくわく読んで。
これはもちろん好きなタイプのほう。

この作者が書く物語で、アタシが好きなタイプのものは一様にパターンがある
理不尽な状況におかれた人間が、その状況を受け入れつつ、なんとかもがいていたりする。
諦念感もありながら、なぜか強さも感じて、
脱力しながらがんばってるみたいな。

今作では、主人公は小説家。
一人娘を殺され、ヘタに顔が売れた小説家だったために
マスコミにさらされ、妻と二人、ただ時が過ぎるのを待っている。
そして時が来た。
犯人が裁判で無罪判決になったその日、彼らの家を訪れたのは死神の千葉さん。

司法になんか任せない。
そういって二人、黙々と復習のときを待っていた夫婦と
不思議な男とが一緒に行動することに。

復習の相手は良心を持たないサイコパス。
サイコパスは相手が悲しんだり困ったりすることを楽しむ。
という設定のせいで動機も無く、その心情が理解できないせいか、ピンとこなかったな。

とはいえ、そんな相手に挑む夫婦には強く共感するし、
自らの『仕事』のために同行する千葉さんの雰囲気はやっぱりイイ。
なんか千葉さんの印象がちょっと変わったような気がする。
もっと傍観者的なイメージだったんだけど、長編のせいか人間っぽい気がする。


最後は伊坂さんらしい結末。
最悪の結末ではないけど、決してハッピーなだけではない。
それが生きていくってことよな〜などと思いつつ読了。
やっぱりなんだかんだいってこの世界観は好き。

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| 伊坂 幸太郎 | 20:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
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「死神の浮力」 伊坂幸太郎
死神の浮力著者 : 伊坂幸太郎文藝春秋発売日 : 2013-07-30ブクログでレビューを見る? *** 内容紹介(Amazonより) *** 『死神の精度』で活躍した「千葉」が8年ぶりに帰ってきました! クールでちょっととぼけた死神を、今度は書き下ろし長編でお楽しみください。 本
| Noinuの云いたい放題、やりたい放題 | 2013/10/27 7:11 PM |


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