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評価:
海堂 尊
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,680
(2013-02-01)
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いつも、いい勢いで読みきってしまう海堂サンの小説ですが、
今回は、なんとなくダラダラと読んでしまった。
そのせいか、印象はあまりパッとしない。
終盤をまとめて読み込んだせいか、この部分の印象が強くて。
その印象といえば、『螺鈿迷宮』と『
ケルベロスの肖像』しかない。
特に後者は同じ出来事を別の目線で描いてみました。的な?
前半は、それとは別の場所で起きていることが描かれていて、
いつものように、誰が何を起こすのかしらと思いながら読んでいたんだけど、
いつの間にか、なんだか知った話が浮上しだし、
後半部分はもう、既に作者のどれかの小説で読んだことがあることだらけ。
このシリーズもいつの間にか膨大な量になっていて、
それぞれが別の小説で関わってたりすることが多くて、
いつぞやの相関図を手元に置きながら読むようなハメになりそう。
それもまた海堂サンの小説の楽しみ方のひとつかもしれないけど。
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