アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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海賊と呼ばれた男≪上≫
評価:
百田 尚樹
講談社
¥ 1,680
(2012-07-12)

予備知識なく読み始めたら、いきなり時代は戦後。
あらら〜。どうしようか……。
などど思ったのもつかの間、最初の数ページでこの国岡鐵造氏から目が離せなくなった。

戦後、何もかも失った石油業を営む国岡商店の店主。
国内外に拠点を置き、千人を超える従業員を抱えるそこそこの会社。
終戦直後に開いた重役会で、たったの一人の馘首もならん!と言い放った男。
そのためには、どんな仕事でもとって来い。
そんな彼の言葉で、役員から末端の従業員までが懸命に働く。

なんていうのかな〜。
いわゆるカリスマですな。
誰もが無理だと思うことを、それでもやれと命じる強さ。
命じられた者たちの、信じてやり遂げる強さ。
経営者は、従業員は全員家族だといって、
タイムカードも定年も、もちろん馘首もない。
企業経営の基本は『人間尊重』だって。
ある意味理想の経営体よな。

それまでの基盤を全てなくした、戦後のどん底の様子から、
中盤からは鐵造がこの国岡商店を始める前から、ここに至るまでの様子を描いている。
石油が原因で戦争が始まり、石油が尽きて戦争が終わった。
なんて悲しい現実だろうか。

この上巻の中盤以降になって、はじめてこの小説のモデル出光石油の創始者だと知ってビックリ。
しかも大体のところは史実に基づいているらしいからまたビックリ。
人間的にこれだけスケールの大きなヒトって、やっぱカッコいいよな。
上巻おわり。

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