アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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残り全部バケーション
評価:
伊坂 幸太郎
集英社
¥ 1,470
(2012-12-05)

久しぶりの伊坂サンは、アタシの好きな雰囲気のもの。
近年、なんだかちょっと好みとズレているものがちょいちょい出ますからね。
これはなんていのか、初期のころの飄々とした雰囲気のもの。
ちょっとウレシイ。

第一章の標題作はどこかで読んだ気がする。
それと第三章の『検問』も。
なんかのアンソロジーかしら。
で、これらがほかの章と合わさって、連作になっている。
裏家業モノとは思えない、ケロリとした明るさの岡田クン。
そして何も考えてなさそうでなんか好きな溝口サン。
相変わらずキャラクタがいい。

そして最終章。
これはもう初期の伊坂氏らしくて、アタシにはうれしい限り。
どの章もはっきりした結末はない。
こうだったらいいのに。と思いながら読み進むしかない。
その希望的観測にすがりながら読み進むのが楽しいのかも。

あちこちに散りばめられた、やけなのかとも思わせるような
登場人物なりの格言みたいなのが、やはり印象に残る。
タイトルの『残り全部バケーション』だなんてもう、心強いじゃないですか。
『飛べても8分』とかもそう。
飛んでも8分、歩いても10分。
2分しか変わらないんなら、歩きでいいんじゃない。
それでも飛びたいじゃないか。って言うような男ってカッコいいよね。

この小説のエンディング。
高田に届いたメールもちろん、焼肉屋のメルマガではないことを願って本を閉じる。
こういうちょっとしたワクワする感じっていいよね。


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「残り全部バケーション」 伊坂幸太郎
残り全部バケーション 伊坂幸太郎 集英社 発売日:2012-12-05 ブクログでレビューを見る»  *** 内容(「BOOK」データベースより) ***人生、まだ、続いていくから。裏稼業コンビ「溝口」と「岡田」をめぐる全五章。 本としてのパ
| “寝湖世NOINU”のクタクタ、でも云いたい放題、やりたい放題 | 2013/03/09 9:33 PM |


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