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評価:
小路 幸也
集英社
¥ 1,575
(2011-04-26)
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東京バンドワゴンシリーズも6作目ですか。
東京の下町にある古い古書店。
そこに集う人たちのあれこれが賑やかに描かれる。
読みながら、相変わらずだな〜って思うような作品。
なんだか親戚とかご近所さんとかの様子を聞いているような。
さすがに6作目にもなると、親近感が違いますな。
古書店の旦那は、江戸っ子丸出しの長頑固な堀田家のじいちゃん。
その息子はミュージシャンであんまり家にいない。
孫たちもそれぞれ家庭を持ったりして、どんどんと賑やかになる堀田家。
今回もまた、あれこれと事件が起きる。
相変わらずまぁ事件、起きすぎでしょ。
そんな次々といろんなことが舞い込んでくるわけないでしょ〜。
などと思いながらも、人情味たっぷりのこの家族の様子がステキ。
ホッとするようなあったかいホームドラマです。
心が弱っているときなんかは、こういうやさしい小説がいいですな。
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