アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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白いしるし
評価:
西 加奈子
新潮社
¥ 1,365
(2010-12)

西加奈子さんの小説は、読むのがとてもうれしい。
あのざっくばらんな関西弁が、文字なのに音として入ってくるみたいで。
今回も、舞台は東京なのに、出てくる人は関西弁をしゃべってたりして。
この話し言葉に、なにか固執するものがあるのかな?

この人が描く恋愛は、なんかちょっとゆがんでいるようなものばかりって気がする。
全うな(ってどんな?って気もするけど)恋愛には興味がないのかな。
今回も描かれている人は魅力的なのに、何か危うい感じ。

ただ、この人が描く女性にはなんだか惹かれる。
まっすぐというか不器用というか、それで時折自分をもてあましたりして。
今回の主人公も、失恋をしてぼろぼろになって、もうコリゴリだと思っていたところに、また恋をした。
そして「これはあかん」と思いつつ、すっかりのめりこんでしまうという。
まさに恋愛そのものでしょう。

テンポがアタシにあっているのか、だいたい好みなのか、
終盤近くまで、あっという間に読んでしまった。
ただ、最後になってちょっと失速。
あれれ。
このエンディングってなんだろう?
ちょっと意図がつかめない。
その部分がちょっと残念。

誰かのことをただ単に好きだと思える気持ちはとても大切だと思う。
そんな心の動きが、時に自己中に、時に客観的に文章に表されていて。
『会いたい』。そのシンプルな欲求に抗える人は、世界にどれほどいるのか。
っていうような、さらりとした一文とか。



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| 西 加奈子 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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