アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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星のしるし
星のしるし
星のしるし
柴崎 友香

ちょっとぼんやりした感じの普通の会社員。
一度は結婚をしかけて破談になり、カイシャを変わって年収3分の2に。
それでもお金に困っているわけでもないし、とりたてて悩みもない。
一応彼氏はいて、友達もいる。
なんていうのかな。ものすごく普通。
実はコレ、アタシのことなんじゃ……などと思って、自分に当てはめてもそう違和感はない感じ。

そしていつもの柴崎さんの書く関西弁。
とても気持ちがほっこりするのは、飢えているのかしら。
そして普通の女の子の普通の日常を淡々と描いている。
会社の帰りにショッピングに行って結局何も買わずに、疲れてお茶を飲んだり。
ファッション雑誌をめくったり、甘いものを食べたり、占いに凝ったり。
この普通さ加減がたまらなく好き。

「ぺらぺらですかすか」という言葉が出てくる。
……考えてしまった。
アタシもそうかもしれない。
特に何かができるわけでもなくて、かといってすごく何かに困っているわけでもなく。
そしてとりたてて何かをしたいという意欲もなく。
あぁ。ペラペラですかすかのアタシ。

そしてこの主人公の女の子は、ある朝宇宙人の夢を見る。
宇宙人に危害を加えられるわけじゃなくても、その気配を感じるだけでものすごく怖いという夢。
なんだろうな?日常のすごく漠然とした不安な感じが、宇宙人という形で表されてるのかな?
その夢を見て、彼女の中の何かがストンと変わる感じ?
具体的に何がどう変わったのか、果たして変わるのか。
そういうのは分からないけど、何かが変わった感じっていうのを感じる。

アタシにとって柴崎さんの小説の印象は、ほんわかとダラダラと、文章になった会話を楽しみながら読む感じの本かな。



商品の内容
UFO、占い、家族…。
30歳を目前にした会社員・果絵とその恋人、友人らとをつなぐ、いくつもの見えないしるし。
日々の静かなやりとりの中で、いいあらわせない大切なものが輝き始める−。

商品の詳細
単行本: 165ページ
出版社: 文藝春秋 (2008/10)
ISBN-10: 4163274804
ISBN-13: 978-4163274805
発売日: 2008/10
JUGEMテーマ:読書




| 柴崎 友香 | 20:20 | comments(3) | trackbacks(1) |
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コメント
NAME : えみ
DATE : 2008/11/09 10:01 PM
そ、そうですか?
なんだか、嬉しいです。

たくさん本を読んでいて、それをしっかり感想を書けて
すばらしいですね。

また、お邪魔します。
それでは!

NAME : pumila
DATE : 2008/11/07 10:49 PM
>えみサン
こんばんは。はじめまして。
柴崎さんの作品のあの空気感、素敵ですよね。
えみさんのブログでたまに見かける詩も、ちょっと雰囲気似てないですか?

NAME : えみ
DATE : 2008/11/07 9:01 AM
はじめまして〜!

芝崎さんの作品、読んでます。
自然な感じもすてきですし、何より風景とか景色の流れ方とか
そいういったものの感じ方がすべていいなぁと思って読んでいます

個人的にはフルタイムライフが好きです。
では、突然失礼しました〜!


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