アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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増山超能力師事務所
評価:
誉田 哲也
文藝春秋
¥ 1,575
(2013-07-16)

誉田さんの本はものすごく久しぶりに読んだ気がする。
こんな感じのテイストだったっけ?
どうにもストロベリー・ナイトの印象が強くて。

超能力というものが社会的に認知されている社会。
その能力に対する資格試験もあって、
超能力を使って困りごとを解決するための事務所というのがある。
そんな超能力師事務所が舞台になっていて、
それ以外はリアリティいっぱいのコメディタッチのもの。

その超能力師事務所っていうのは、探偵事務所みたいな感じ。
違いは解決のために超能力を使うってコト。
でもこの中で何度も何度も出てくる。
「超能力ってそんなに便利なものじゃない」
そうなんだろうなぁ。
凡人には、そんな能力あったらいいな〜なんて簡単に思うけど、
実際にそういうのを持つ人にしてみたら。

ただこの小説自体は、超能力を持ってようがどうだろうが、
人と人との間の問題を解決するのは、結局人間だってコト。
相手のことを思ったりすることの大事さを感じる。

ポンポンとコミカルに進んでいくオハナシだけど、
読みやすくて、後味も悪くなくて。
シリーズ化するのかな?
最終章のフミノさんのその後が気になるので、ぜひ。

内容紹介
ちょっとおかしな新シリーズ始動!
いまや事業認定された超能力で、所長の増山ほか、能力も見た目も凸凹な5人の所員が、浮気調査や家出人探しなど依頼人の相談を解決!

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| 誉田 哲也 | 21:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドルチェ
評価:
誉田 哲也
新潮社
¥ 1,470
(2011-10)

40代の女性刑事、魚住久江が主人公の6編。
以前は刑事の花形部署、捜査一課にいた彼女。
同僚や上司からも捜査一課への誘いがないわけでもないが、
戻りたいとは思わないという。
人が死んでから捜査が始まる部署よりは、
被害を未然に防ぐことができる部署のほうがいい。
そんな生き方もいいかもなぁって。

一つひとつの事件について、
小さなことも見逃すことなく捜査を進める中で
いろいろな人間関係を描いている。
そのくせ短編なのでさくさくと読みやすい。

悪くはないけど、やっぱりもうちょっとずっしりしたものが読みたいな。
お正月気分もあけたことだし。



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| 誉田 哲也 | 21:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
歌舞伎町セブン
評価:
誉田 哲也
中央公論新社
¥ 1,680
(2010-11)

新宿歌舞伎町。
ちっとも詳しくないんで、つい椎名林檎とか思い浮かべちゃうんだけど。
いろんな人たちがいろんな目的のために集う歌舞伎町。
その特異な地域性というのをキーワードに舞台設定。

その地域性ゆえに、法律だけでは裁けないアレコレがたくさんあると。
そのために、必殺仕事人みたいなチームがあるんだと。
平たく言えばプロの殺し屋集団。
で、タイトルの歌舞伎町セブン。
うひょ〜〜っ。
ナニ時代?とかって、ちょっと笑ってしまったりして。

なんていいながらも、まぁつまらないわけじゃない。
歌舞伎町に店を出す物静かな男が主人公。
その男の現在の姿と、十数年前の姿。
まぁ、悪くはないけど、もう一押し人物像がくっきりしてればもっと感情移入もできそう。

十数年前になくなったはずの非合法自警団、歌舞伎町セブン。
なのに今、当時の仕事っぽい事件が。
誰の仕業なのか……。と気を揉ませるというわけでもない。
読みながら、すべて予想できるかんじ?
それが悪いわけじゃないんだけど、やっぱりたまには「へぇ〜」っていう意外性もほしくなっちゃう。

アタシの歌舞伎町に対するイメージが足りないせいで、薄っぺらな印象になってしまったのかもしれない。
ラスボスに対する仕事では、歌舞伎町に対する印象がまったく逆だということで、行き方も逆になってしまった2人が対比してある。
猥雑な町に行き、降りかかるもの、目に見えるものをことごとく払い落としながら生きていくのか。
逆に、種をまき、少しずつ育てるように生きていくのか。
そんな情緒的な読み方が、もうちょっとできたらよかったかなぁ。

だけどエンディングがちょっと意味深。
あれ?もしや続編アリ?



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| 誉田 哲也 | 12:54 | comments(0) | trackbacks(1) |
ハング
評価:
誉田 哲也
徳間書店
¥ 1,680
(2009-09-16)

初動捜査から進まないままになっていた事件の再捜査が始まった。
それにあたる堀田班の面々。
このチームのつながり具合がイイ。
主人公は天涯孤独の男だけど、このチームをとても居心地よく感じている。

後輩が発端をつかみ、捜査が動き出した矢先、チーム解散が言い渡される。
全員がバラバラに突然の人事異動。
捜査一課からそれぞれ平和な部署に移り、何事もなかったかのような日常となっていた。
そんな折、彼らの再捜査で自供をした男が、取り調べの圧力から証言したことだと自供を覆す。
その取り調べをしたとされた男が異動先の駐在所で首吊り。
その捜査を知っている掲示なら、自殺した刑事を知っている刑事なら、信じられない。
彼の自殺には何かある……。
そう感じた主人公はそれを知りたくて動き出す。

というようなちょっとハードな内容のもの。
アタシは姫川シリーズと勘違いして読み始めたもんだから……。
まぁ、割とサクサク読めて面白い。
でもなんとなくぱっとしないのはなぜ?
読後感が悪いせいかしら。
ちょっとヤケになりすぎ??

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| 誉田 哲也 | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
ソウルケイジ
評価:
誉田 哲也
光文社
¥ 1,680
(2007-03-20)

またまた姫川女史の捜査を拝読した。
地道な捜査よりは直感で動く女刑事。
悪くない設定。

今回彼女が捜査するのは、手首だけが出たという事件。
その手首から被害者がわかり、その周りを調べていくうちに……。
謎解きという点でいえば、まぁいわば大胆な形だけど、意外性はない。
読んでて、何となく感じることができる結末。
死体すり替え?っていうのかな?
まぁ、何にも気付かずに読んでいれば、えっっ!?って思うのかもしれないけど。

今回は父性というのを描こうとしたのかな。
血のつながりだけじゃなくて、男が子どもを大事に思う気持ち。
どうやってでも守りたいと思う気持ち。
それが伝わらないわけじゃないけど、深くずしんと感じるというところまではいかない。
やっぱりエンタメ小説っていう雰囲気のせいかもしれないけど。

誰かを守るために、自分を殺して生きる。
殺すっていうのは気持ちの上でも実際にも。
そういうのって、なかなかできないんだろう。
そんだけ切羽詰まった状況になれば、人はそんなこと思うんだろうか。

なんか事件が解決しても、やるせない気分だけが残るような殺人。
真実が分かったことが、果たしていいことなんだろうか?
そんな殺人って、あるね。
これもまさにそう。

続けて読んでみて、主人公の人間関係がより理解できる。
気の合う人、好きな人、なぜだか苦手な人。
天敵と呼びたいようなそんな苦手な相手を一作で一人ずつ出してきて、その相手との関係も微妙に変化させている。
このあたりは、やっぱりシリーズものの強みかな。
このシリーズは読破することに決めた。

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| 誉田 哲也 | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
ストロベリーナイト
評価:
誉田 哲也
光文社
¥ 1,680
(2006-02-22)

刑事、姫川玲子さんのシリーズです。
この前読んだ「インビジブルレイン」で、さかのぼって読んでみようかとおもった。
で、読んでみたけど、やっぱりモノゴトは順序ってのがあるんだわな〜。
やっぱりこっちから読んだほうが、人間関係がわかりいい。

ただ本作はちょっと……。
刑事モノだし、殺人事件が起きるのは仕方ないんだけど。
なんせ扱ってるのが猟奇殺人というか、もうスプラッター的。
文字なんでざざっと流し読みできるっていえばそうなんだけど、やっぱり気分良くはないわな。

ネットを介して行われる殺人ショー。
その客の中の一人が、舞台で殺される。
そんなからくりに気付いた姫川班が犯人を探し当てる。

まぁ、ありがちな犯人でした。
意外なところに犯人が……という設定なのかもしれないが、ちっとも意外に思えなくて。
まぁ、いっか。

警察組織、なかでも刑事。
女性であるということだけで、足元をすくわれてしまいがちな立場。
そんな中で、かわいそうなほど力いっぱい踏ん張っている姫川という女性。
女性として共感をするということはあまりないけど、悪くはない。

そしてこれを読んで彼女が胸の奥に抱える大きな傷もわかった。
スパッと歯切れのいい姫川主任の活躍を見てみようじゃないか。
ということで、引き続きこのシリーズを手に取るアタシ。

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| 誉田 哲也 | 12:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
ガール・ミーツ・ガール
評価:
誉田 哲也
光文社
¥ 1,470
(2009-04-21)

何の気なしに読み始めたんだけど、この主人公のコ、知ってるわ〜。
って、これって前に読んだのの続編なんだわな。
「疾風ガール」だそうだ。
そういえば読んだ。確かに。

とっても魅力的な女の子、夏美ちゃん。
今作ではプロデビューを果たします。
なんか夢があっていいね〜。

あふれる才能と強い意思を持った女の子。
っていう設定だけで、ちょっと気分いいし。
今回はそんな夏美ちゃんが、女の子と知り合い、一緒に前に進もうというオハナシ。
ボーイ・ミーツ・ガール的な小説は巷に溢れていて確かに楽しいけど。
ガール・ミーツ・ガールもまた別のわくわくがあっていい。

ヒトは見た目が9割という本があったけど、そればっかりじゃないんじゃないのかな〜。
と常々思っているアタシ。
この小説ではアタシのその説を描いてくれてる。
初対面のイメージは悪かったはずの女の子のことを夏美ちゃんが好きになっていく。

まぁ、サクセスストーリーです。
それもめちゃくちゃ単純で、夢見がちな。
そんなに何もかもうまくいくわけないじゃない。
と思いながらも、やっぱこういうのって読んでて楽しい。
フィクションですもの。

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| 誉田 哲也 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
武士道エイティーン
評価:
誉田 哲也
文藝春秋
¥ 1,550
(2009-07)

剣道一筋の女の子を描いたシリーズ。
16歳は赤。
17歳は水色。
18歳は緑ときましたか。
せっかくなので読んでみようかなという感じ。

読み始めたときには、「アレ?この子誰だっけ?」と思ったりしたけど。
読み進むうちにだんだんと思い出していく。
シリーズモノって意外とそんな感じが多い。
これも、なんとなくしか覚えてなくて、はじめはやっぱり名前見ても、どんな子だか思い出せなくて。
けどすぐにどの子も思い出した。

もう高校3年生になったのね。
とはいえ、普通の女子高生とはちょっと違う。
なんせこの小説のメインは、ありがちな学校生活とか恋愛とかとは違ってるから。
舞台は主に武道場。来ているのは胴着。持っているのは竹刀。

今回もいいスピード感とのんびりさで話は進んでいく。
遠く離れた関東と九州とで剣道を続ける二人が、インハイでの対決を目指してがんばってる。
なんかイイね〜。こういうベタなのも。
方や武士のような女子。方や日舞から剣道に転向したおっとりした女子。
彼女らは友達なのかライバルなのかわからないけど、お互いに大事に思いあっている。
その関係がなんかやっぱりイイ感じ。

そして最後の試合を終えて、彼女らは進路を考える。
……って、普通はちょっとそれじゃ遅いんだろうけど。
で、お互いがソレまで思っていた進路には進めなくなる。
そしてきちんと考えて、それぞれがそれぞれの道を選ぶ。
2人ともきちんと考えて選んだ道だから。
上り坂や下り坂があるだろうけど、きちんと進んでいけるんでしょう。
なんかまっすぐで気持ちいい。

このシリーズはまだ続くのかな?
大学生になった彼女たちの姿もみれるんだろうか?

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| 誉田 哲也 | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
インビジブルレイン
評価:
誉田 哲也
光文社
¥ 1,785
(2009-11-19)

姫川玲子という女性刑事が主人公。
この姫川シリーズっていうのかな、以前に「シメントリー」を読んだ。
悪くはないけど、なんか薄っぺらな印象が残ったのは短編だったせいかも。
ということで、コレ、読んでみた。
確かに悪くはない。

男社会の警察組織の中で、女性であるということだけでちょっとした異端。
しかもちょっとしたキレ者であり、また思ったとおり動くというだけで、すっかり異端児。
同じことを男性の刑事がやってもそんなでもないのに……。

そんな彼女が事件を追う。
殺人事件と暴力団の抗争。
この2つが絡むと、警察内の組織で摩擦が起きる。
まぁ、アタシが好んで読む組織内部のゴタゴタで、珍しい小説でもない。
けどまぁ、割と楽しく読ませてもらった。
なんか刑事とヤクザとの恋愛までちょっと絡ませちゃったりして。

だけどちょっと残念だったのは、姫川班の結束というのかな、その辺が見えにくかったところ。
強気な女刑事でも、自分の班の仲間や信頼している先輩の前では自分を出せるというか。
帰る場所的な設定になっているんだけど、そこのところがちょっと薄くて。
読んでても、「へぇ、そうなん?」って感じがして。
ここがもうちょっと掘り下げて描いてもらえてたら、もうちょっとアツい気分で読めたかも。

いずれにしても悪くはない。
この姫川シリーズ、もう1作読んでないみたいなので、また読んでみなくちゃ。

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| 誉田 哲也 | 20:27 | comments(0) | trackbacks(3) |
武士道セブンティーン
武士道セブンティーン
武士道セブンティーン
誉田 哲也

いつだか読んだ武士道シックシティーンの続編。
そう。彼女たちは一つ大きくなって17歳になっています。
前作に引き続き、爽やかでまっすぐで気持ちのいい一冊になってます。

とにかく剣道のことなんかちっとも分からないアタシにも楽しめる。
試合の最中の描写なんかも細かく描かれてるんだけど、そんなモン読んだってわかんねーわ。
って思ってたけど、意外とそうでもなくて、その緊張感とか伝わってくる。

あと武士道ね。
今作のテーマの一つに、剣道というものの位置づけがある。
剣道というのは競技である。
ルールもあって審判もいてスポーツである。
だけどホントにそれだけか?
彼女らが目指しているのは、そういう剣道か?
否。彼女らが歩いている道は武士道。
剣道は、ケンカをするための技ではなく、ケンカを収めるためのもの。
……なんともカッコよいではないか。

今回は、東京と九州に離れ離れになった香織と早苗が、お互いを意識しつつ頼りにしつつ強がりつつ成長していく。
なんともまぁ、青春じゃないですか。高校生じゃないですか。
ということで、時に鼻の奥をツンとさせたりしながら、サラリと気持ちよく読ませてもらった。

出版社 / 著者からの内容紹介
早苗は成績重視・結果主義の剣道強豪高へ、香織は個人主義から部に忠義を尽くし始める。
ふたりの武士道の時代(研究中)が幕を開けた?
新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、正面打ち二本目。

商品の詳細
単行本: 349ページ
出版社: 文藝春秋 (2008/07)
ISBN-10: 4163271902
ISBN-13: 978-4163271903
発売日: 2008/07

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| 誉田 哲也 | 20:06 | comments(0) | trackbacks(1) |


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