アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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何様
評価:
朝井 リョウ
新潮社
¥ 1,728
(2016-08-31)

ずいぶんと前に読んだ『何者』のスピンオフだとか。

あれも読みやすい感じで、なんとなく共感したりしながら読んだような気もするけど、あんまり覚えてなくて。

 

そしてこの『何様』。

結局前作との絡みが思い出せず、短編集みたいな感じで読みきってしまった。

 

最初の階段のハナシがわりと好きかも。

高校生のモヤモヤした、でもなんか前向きな雰囲気。

他のハナシも、なんとなく「あ〜、そういうときあるわ〜」とか思うような。

 

いろんな人が出てくるけど、なんとなく感じるのは人がいつも揺れているってことか。

自分は何様なんだろう?とか、誠実って何なんだろう?とか。

なんとなく感じるこの生きづらさって何なんだろう?とか。

いろんなことをポツリポツリ考える。

 

 

 

 

 

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| その他のア行の作家 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
ままならないから私とあなた

『レンタル世界』と標題作の2編。

標題作は、読んでいて静かにイラっとくる感じ。

他社との関係って、そんなにそんなにしっくりくることってないんだわ。

で、そのちょっとした違和感をもちながら、どんだけの距離で付き合っていくのかっていう。

 

そしてもう一作はヒトをレンタルするっていうシステム。

レンタル彼女、レンタル家族などなど。

レンタルした彼女を連れて先輩んちに行くクダリでは、読みながらオチが見えてしまって。

 

どちらもサクサクと読みやすいせい。

なんとなく女性っぽい雰囲気の文章のせいもあるかも。

 

 

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| その他のア行の作家 | 12:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
天才
評価:
石原 慎太郎
幻冬舎
¥ 1,512
(2016-01-22)

田中角栄って、なんか好き。
そして石原慎太郎も悪くない。
なんとなく読みかけたら、あっという間に読みきってしまった。

ただ、なんだかな〜って感じ。
文章は一人称の口語体なのに、なんだかしっくりこない。
しゃべってることもなんだかパッとしない。
田中角栄ってもっとカッコいいと思ってたのは勘違いだったんだろうか。



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| その他のア行の作家 | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
誘蛾灯 鳥取連続不審死事件
鳥取の連続不審死事件を追ったドキュメンタリー。
決して見た目がいいわけでもない普通の中年女性。
お金を要求し、嘘をつく女。
なぜか男が彼女に入れ込み、お金をつぎ込み、
あるいは亡くなった。
なぜ、男たちはそんな女に惹かれたのか。
ちょっと興味があって読んでみた。

だけど、いくら読んでもわかんない。
筆者は、鳥取という田舎の中の田舎。
暗くて廃れていて、決して裕福ではない地域。
そんな地域も背景にあるような見方をしたりもしてるけど、
果たしてそうかな?という気もする。

結局最後まで読んだけど、もともとの疑問は解けないまま。
なぜこの女性に男たちは集まるのかはわからないまま。
そして第1審が終わったあとでこのドキュメンタリーは終わる。
第1審の途中で突然黙秘権を使った被告に下されたのは死刑判決。

その後、控訴審が行われていて、まさに今日、結審したそうだ。
1審の黙秘から一転、否認を訴えたとのコト。
判決はどうなるんだろうな。3月20日だって。


内容紹介
2009年秋、当時35歳だった木嶋佳苗の周りで、多数の男性が不審死した事件が話題をさらっていた。
同時期、首都圏を舞台としたこの事件とは別の連続不審死事件が浮上してきた。
現場は鳥取、主役は上田美由紀、スナックのホステスだった。
「一人の女の周囲で多数の男性が不審死していく」という、二つの事件には、驚くほど共通点があった。
主役はどちらも30半ばの小柄な肥満体型の女性で、亡くなった男性たちと肉体関係を持ち、多額の金銭を貢がせていた。
しかし、一見、よく似た事件はまったく別の背景をもっていた。
佳苗が、高級マンションに住み、外車を乗り回し、セレブ相手の料理教室に通って、婚活サイトを利用して男性を物色していたのに対し、美由紀は日本全国で最も人口の少ない都道府県である鳥取で多数の子ども抱え、自らが勤務する寂れた繁華街の小さなスナックでターゲットを探していたのだ。
筆者は、鳥取の町を歩き、事件の現場になったスナックに通い、裁判を傍聴する。
美由紀に惚れ、貢ぎ、騙された男たちをみつけ、話を聞いていく。
そして、拘置所にいる美由紀とも面会を重ねる。
その結果、華やかな臭いを纏う木嶋佳苗事件からは、決して見えてこない、地方特有の事件の景色が判明していく。
日本の地方、田舎で何が起きているのか。
事件の深層と地方の風景は切っても切り離せない関係にあった。
人口が減り、町が廃れ、そこで暮らす人々には仕事がなく、生活が立ちゆかなくなる。
そこで生まれる犯罪。生活弱者が弱者を食い物にした。
ーー美由紀に騙されたのは、あなたかもしれない。

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| その他のア行の作家 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
ほろびぬ姫
評価:
井上 荒野
新潮社
¥ 1,470
(2013-10-31)

「あなたはあなたが連れて奇」
という印象的な書き出し。
夫が生き別れになってた双子の弟を連れてきたというシーン。
夫は死を前に、妻に弟をあてがおうという。
見た目がそっくりでもまったく違う兄弟。

夫からは自分は何も出来ないと思われている妻。
自らもずっとそう思ってきた。
ずっと夫と平和に静かに暮らしていくつもりだった。
ただ、ホスピスに移り、日に日に衰えていく夫を前に
いらだつばかりの日々をすごしながら、少しずつ変わっていく。

なんせ兄お弟もどちらも「あなた」と呼ぶものだから、
読んでいてまぁややこしい。
言わんとすることはなんとなくわかる。
ただ、どうにも共感できなかったな〜。


内容紹介
あなたはあなたが連れてきた――
サスペンスとたくらみに満ちたハードな愛の物語。
嵐の日、あなたは、行方不明だった弟を連れて来た。
あなたに瓜二つのあなた。
そして言った、「僕は死ぬんだ」――
幸福な結婚生活を送っていると感じていた「私」に、ある日訪れた不可解な出来事。
女が男を愛するとき、取り替え不可能なもの、確かなものとは何か。
翻弄しようとするものたちに挑む、静かで激しい「私」の物語。
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| その他のア行の作家 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
生存者ゼロ
評価:
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()

このミス大賞だってね。
ってことで読んでみようかと思ったけど、
思いのほか分厚くてビックリ。
大作のパニックものってかんじかな。

パンデミックの危機とその対応が後手後手になる政府。
というのが柱なのかとおもいきや、実は違ってたり。
学者の言動がおかしなことになってしまったり。
なんだか宗教っぽくなってしまったり。
いろんなものがテンコ盛り的な印象。
全体的になんかエラいことだな〜って思いながら読み続けた感じ。

神がどうとかっていうあのディテールは、どうなんだろう?
個人的には逆になくてもよかったのかなと思ったりするんだけど。
ただ、終盤はもう読んでてまぁ気持ちが悪いこと。

とはいえこんだけの分量のものを読みきらせる力はなかなかのもの。
今後が楽しみかな。



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| その他のア行の作家 | 18:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
生存者ゼロ
このミス大賞だってね。
ってことで読んでみようかと思ったけど、
思いのほか分厚くてビックリ。
大作のパニックものってかんじかな。

パンデミックの危機とその対応が後手後手になる政府。
というのが柱なのかとおもいきや、実は違ってたり。
学者の言動がおかしなことになってしまったり。
なんだか宗教っぽくなってしまったり。
いろんなものがテンコ盛り的な印象。
全体的になんかエラいことだな〜って思いながら読み続けた感じ。

神がどうとかっていうあのディテールは、どうなんだろう?
個人的には逆になくてもよかったのかなと思ったりするんだけど。
ただ、終盤はもう読んでてまぁ気持ちが悪いこと。

とはいえこんだけの分量のものを読みきらせる力はなかなかのもの。
今後が楽しみかな。
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| その他のア行の作家 | 14:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
何者
評価:
朝井 リョウ
新潮社
¥ 1,575
(2012-11-30)

大学生たちの様子とか変化とかが就活を通じて描かれている。
今の大学生を等身大で描いたらこんな感じなの?
直接交わされる会話とSNSを通じた会話の温度差。
本音と建前を使い分ける人たち。
この温度差が見えるところが気持ち悪いって感じることがたまにある。
普段淡々とした会話をする人が、ネットを介すると妙に饒舌になったりしたとき、
なんだかとても違和感を感じてしまう。どっちがホントなの?とかって。

この小説については、書かれていることにはなんとなく共感する。
言っていることとやっていることがチグハグな人がいたり、
いつも一貫している人がいたり。
そして自分が何者なのかなんて考えてみたり。

やはり学生っていう、ゆとりのある世代ならではって感じかな。
社会に出て多忙を極めると、自分が何者かだなんて考えることなんてないもんね〜。

ただ、やっぱり読み物としてはオモシロイのかも。
この人って、キライなタイプだな〜と思いながらも、
やっぱり共感できる部分があったり、
コイツはがんばってるのかと思いきや、やっぱりイタいヤツだったり。
登場人物が割としっかり描かれているからかも。


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| その他のア行の作家 | 18:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
幸福な日々があります
評価:
朝倉 かすみ
集英社
¥ 1,470
(2012-08-03)

一方的に女性の気持ちだけを描いたもの。
幸せな結婚生活を送っていたはずの彼女が家を出る。
結婚10年目を迎えるという年の元旦、
いつものように年越しをしていたはずなのに、
妻が突然切り出した。

理由はただ夫として好きじゃなくなったというもの。
夫は納得できずに、離婚の話はまとまらない。
結局彼女は家を出て一人暮らしをはじめる。

その後の様子と、結婚したばかりの様子とが、
交互に書かれている。
幸せに満ち足りた毎日を送る彼女の様子。
そして一人暮らしで生活を切り詰めながらも、普通に暮らしている彼女の様子。

どうなるんだろう??ととても興味を持って読んでいたけど、
最終的にはどうにもならないんだなぁ。
家を出てからの彼女の変化が、なんとなく分かるような気がする。
意地を張るかのように相手との暮らしを振り返らない期間を経て、
しばらくたってみると、当時のことを思い起こすことができるようになって。

弁護士とかに言わせると離婚の理由にはならないんだろう。
とてもやさしくて、経済力もあって、何より彼女を大事にしている夫。
夫に非はないんだろうし、方や彼女のほうも夫を大事にしていた。
好きじゃなくなる時がくるなんて思いもよらないほどに。
それがふと、気づいてしまったんだろう。
「あれ?好きじゃない」とかかな?
なんとなく息苦しさを覚えるという感じ、ちょっと共感してしまう。

ただ、小説としては読み終えてなんかすっきりしない。
あえてこういう感じに終わらせてるんだろうけど、
あれ?おわり?って感じ。
どうやらミステリを好むアタシは、結末とか終結とかがほしいらしい。




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| その他のア行の作家 | 13:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
すみれ
評価:
青山 七恵
文藝春秋
¥ 1,260
(2012-06-09)

心が弱い大人のことを中学生の目線で描いた小説です。
悪くない。というか嫌いじゃない。
ただなんだか、もうちょっと終わり方をなんとかしてくれれば、もうちょっと良かったかな。

15歳の藍子の家で、父母の大学時代の友人だというレミという女性が一緒に暮らすことになった。
仕事で多忙な両親はいつも帰りが遅く、藍子とレミが一緒にすごす時間が長い。
そんな中で、二人は仲良くなっていく。

普段は普通のちょっと不良でぶらぶらしている大人のレミ。
だけど時折ちょっと大人気ない。
客人を招くことが多い家で育った藍子は、そういう大人たちへの接し方を幼いころから心得ている。
だけどレミにはそれができない。
無愛想だったり、時には不機嫌になったり。

人間が行き低空ええ、誰にもないわけがない辛さとか苦しさとか、
そういうのを自分できちんと受け止められなくて、
全部を周りの人たちにぶちまけて、そして回りに助けてもらう。
そんなレミの姿を通して、藍子はいろんなことを知っていく。

この小説に出てくるレミほどではないにせよ、
困った大人たちは世の中にいっぱいいる。
アタシの周りにもたくさんそういう大人はいる。
そんな人たちを前に、自分の有り様を振り返ることにしている。
反面教師が周りにいることを、前向きに捉えよう。

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| その他のア行の作家 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |


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