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アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……
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2009.12.04 Friday
自殺プロデュース
前半はなんか割といい感じに読ませてくれた。 なんというのかちょっと歪んで成長してしまった大学生というのかな。 そういうのの姿をよく描いてるな〜なんて思いながら。 自殺幇助になるのかな。 ネットで自殺志願者を探して接触。 その人の自殺直前に立ち会って、本人が希望する音楽を奏でるという集団。 オーケストラには少ないけど、5人が音色を併せて美しく送り出してやろうというのか。 ここらの発想としてはちょっと面白いかもな〜って思ってた。 ところが終盤になるといきなりワケが分からない。 突然、スプラッタ状態。 なんなんだろう? 序盤から中盤にかけてのイイ感じの設定がバラバラに。 これ、作者の計算の末の設定なのかもしれないけど、 どうにもアタシにはついてけないな。 JUGEMテーマ:読書 2008.10.02 Thursday
その時までサヨナラ
その時までサヨナラ 山田 悠介 山田悠介といえば、なんとも理不尽な世界とか架空世界とか……。 ホラーな印象が強いんだけど、これはまたファンタジーな感じの物語。 嫌な感じとか全然しないお話も書くんだな〜って。 なんだか変なところで感心してみたり。 小説自体は、悪く言えばありがち。 よく言えば、優しくて切ないホームドラマ。 仕事優先で家庭を顧みない悟。 もちろん妻とも4歳の息子とも関係は最悪。 腹を立てて実家に帰っていた妻が大地震に遭って亡くなっても、大事な人を亡くしたという悲しみは感じない。 生き残った息子も、妻の実家に引き取ってもらおうとさえ思っていた。 そんな彼の前に会ったことのない妻の親友を名乗る女が現れ、彼が息子と暮らしていくためにおせっかいを焼く。 果たしてこの女は一体どういうつもりなのか。 というような感じで、世の中こういう恋愛モノは結構珍しくないような気がする。 ただ家事も子育てもしたことがなかった男が、少しずつ家庭に息子に愛情を持つようになってくる過程が読んでいて気持ちいい。 エンディングはもちろん切ないんだけど、なんだか前向いてる感じがしていい。 商品の紹介 旅先で妻子が遭遇した列車事故…。 仕事のことしか頭にない悟は、遺された息子を義理の両親に引き取らせるつもりだった。 ところが、事態は思いもかけない展開をみせはじめる。 ホラーの鬼才が切り拓く感動ストーリー。 商品の詳細 単行本: 316ページ 出版社: 文芸社 (2008/04) ISBN-10: 4286000109 ISBN-13: 978-4286000107 発売日: 2008/04 JUGEMテーマ:読書 2008.09.09 Tuesday
ライヴ
ライヴ 山田 悠介 読み始めてまず思ったのが、あーまたこの設定か……。 確かこの人の本で前に読んだヤツ、なんだっけ? DUSTだっけ?あれも基本の動きは同じなのかな。 とっても理不尽なサバイバルゲームを強いられるという。 バトルロワイヤルのせいで、目新しく感じられないのよなぁ。 今回は理不尽なトライアスロンっていうかサバイバルレース。 それに参加する人たちの目的は不治の病の特効薬。 愛する人の病気を治すため、鉄人レースに挑む人たち。 最初は人間がたくさん出てきすぎて最後まで読めるだろうかと思ったけど。 まぁ、そこそこスピーディに話が進むし、脱落者がバンバン出てくるから、誰が誰かだなんてすぐにどうでも良くなるんだけど。 レース途中に主催者が邪魔をする。 そして図らずも参加者の中にレースを壊そうとするヤツもいる。 あぁ。やっぱりBRの設定がカブってしまう。 最後まで読みきっても、ちっともすっきりしないのだ。 それはこの理不尽さだけじゃなくて、なんだろうなぁ? こんだけ被害を出しながら、警察も黙らせてさせるレースの意味が最後まで読んでもしっくり来ない。 このレースを主催した人の、ただのわがまま? メディアのせいで姪が引きこもっている? そのメディアに復讐するためだ? なんだか最後まで読んできて、馬鹿馬鹿しくなってしまった。 出版社 / 著者からの内容紹介 突如としてTV中継が開始された奇妙な競技。 RUN、BIKE、SWIM。全く予測不可能な展開、次々と脱落していく選手たち。 だが、熱狂の渦に巻かれた視聴者は、彼らが走り続ける理由を、まだ知らない――! 内容(「BOOK」データベースより) 「皆さんの愛する人々を、助けてあげられる―私たちが考案した独自の“トライアスロン・コース”を完走していただきさえすれば。 今から五分間の猶予を与えます。条件がのめないという人は、この会場から速やかに出ていってください。 五分後に残っている方にのみ、ランニングウェア、水着、シューズを配布いたします。 全員が着替え終わり次第、スタート地点へとバスで移動します」この“最悪のレース”を走りきり、君は愛する者を救えるのか―? いま、誰も見たことのない生中継が一億二〇〇〇万人を虜にする。 商品の詳細 単行本: 198ページ 出版社: 角川書店 (2005/6/1) ISBN-10: 4048736159 ISBN-13: 978-4048736152 発売日: 2005/6/1 JUGEMテーマ:読書 2007.08.31 Friday
オール
オール 山田 悠介 こりゃ、あっという間に読めちゃった。 怖い系かと思って読み始めた。 途中までは、いつから怪しげな雰囲気になっていくんだろうと思っていたが……。 そのまま行っちゃって、そのまま終わっちゃった。 う〜ん。 ありがちな普通の若いコの物語。 大学出てイイ会社に入ってがんばるっつって田舎から東京に出てきた若者。 彼がたどるバイトの毎日。が、母には本当のことを言えずにいた。 そうこうしているうちに、やりがいを見つける……みたいな。 母と息子の関係は、やっぱり心あったまるよねぇ。 ほんわかして。 だけど、あまりにも普通すぎるかなって。 まぁ、サラサラと読みやすくてよいっていえばそうなんだけど。 商品の詳細 単行本: 293ページ 出版社: 角川書店 (2007/06) ISBN-10: 4048737813 ISBN-13: 978-4048737814 2007.01.08 Monday
特別法第001条DUST
特別法第001条DUST 山田 悠介 読みながら思い出したのがバトルロワイヤル。 まぁ、シチュエーションが孤島でのサバイバルだからねぇ。 どちらもわけのわからない法律ができたせいで孤島に放置されるというのも同じ。 ただこのDUSTの方が、ちょっとつまんない。 いや。殺し合いがなくてつまんないとかじゃなくって、 なんていうのかなぁ、いろんな意味で人間を美化しすぎじゃないのかなぁって。 あ。アタシ醒めたヒトだからかなぁ。 働かない人を一掃するためにできた法律。 この法に基づいてある日突然強制拉致された男。 彼が挑んだ孤島での500日のサバイバルは同時期につれてこられた6人のグループで始まった。 水も電気もない孤島で生きていくための食糧を確保するために奔走するうち、追い詰められた人間の汚さとかが浮き彫りになっていく。 そんな中でも、美しい心を持った人はいるもんだ。 そんな感じで話が進んでいくのだが、なんというかちょっと中高生が好きそうなインターネットから流れてきた小説風に、どことなく美化が過ぎる気がするのよねぇ。 特にこの小説の最後のほうとか。 とはいえまぁ、やっぱりおもしろかったんだろうな。 あっという間に読みきってしまえたし。 あらゆる人間関係の中の信頼と裏切りが描かれているんだけど、光彦クンが最後まで信頼に足る人物であってよかった。 まぁ横浜でのアレは、裏切りとは言わないんだろう。 内容(「MARC」データベースより) 食料もなく、ただ廃墟と荒野が広がるだけの孤島。敵からの襲撃、飢餓の中で、彼らがつむいだ唯一の光とは? 「流罪」の復活、刑期は500日。棄民の島で、生死を賭けたサバイバルが、今はじまる。 単行本: 436ページ 出版社: 文芸社 (2006/12) ASIN: 4286000052 |
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