アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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月が100回沈めば
月が100回沈めば
月が100回沈めば
式田 ティエン

う〜ん。
もっと面白くなるかと思ったのに……。
決して面白くないというわけではないけど、なんとなく消化不良っぽい。
説教臭いところもあるんだけど、まぁアタシはそれ、受け入れられるタイプだし。
雰囲気いい分、なんだかちょっと残念な感じ。

この小説の最初に「普通」っていう言葉がたくさん出てくる。
そして最後にもやっぱり「普通」について語られている。
「普通であること」について、いろんな大人が高校1年生のコーに語る。
多くの人に囲まれながら、ネットやケータイでつながりながら、それでも個である若者。
彼らが「普通」であることよりも「ヒーロー」であることを望む。
なんていうのかなぁ、言いたいことはなんとなく分かるんだけど、今ひとつ「分かった」って感じでもない。
彼のバイトとバイト先のトラブルと殺人事件と、その関係もなんとなくしっくりこないのよねぇ〜。

ただ弓が言っていた銀行預金利息のこと。
あれにはちょっとカンドーした。
初めて気づいたわ。そんなこと。
ちょっと、どうなんよ?銀行!

内容(「BOOK」データベースより)コースケは“サンプル”のアルバイトをしている。調査会社に行って自分用の個室で遊び、アンケートに答える仕事だ。この仕事が会社にとってどう役立っているのかはよく分からないが、楽に稼げるおいしいアルバイトには違いない。サンプルのルールはただひとつ。サンプル同士は知り合ってはいけないし、話をしてはならない―。そんななか、ひょんに知り合ってしまったサンプルの佐藤アツシが突然姿を消した。チビのアツシが、いま連続で起こっている「中学生行方不明事件」に巻き込まれたのではないかと心配したコースケは、やはりサンプルで弓という探偵小説好きの美人女子高生とともにアツシの行方を追い始めた。果たしてアツシの行方は?サンプルのバイトに隠された秘密とは?

内容(「MARC」データベースより)コースケは「サンプル」のアルバイトをしている。調査会社に行って、自分用の個室でアンケートに答える仕事だ。そんな中、サンプルのアツシが突然姿を消した。果たしてアツシの行方は? サンプルのバイトに隠された秘密とは?

単行本: 374ページ
出版社: 宝島社 (2006/06)
ASIN: 4796653228


| 式田 ティエン | 08:44 | comments(0) | trackbacks(2) |
沈むさかな
沈むさかな
沈むさかな
式田 ティエン

変わった名前の作者。
初めてこの人の本を読んだ。
理由はもちろん、表紙がキレイだったので。

ちょっと複雑な心を持つ17歳の成長小説かと思いきや、
とっても複雑なミステリー仕立てになっている。
この人きっと、スキューバするんだろうな。
って感じの細かい描写が結構素敵だった。
水の中での殺し合いのシーンとか、実際には知らないんだけどなんかリアルな感じがして。


しかしこの小説、とっても複雑すぎてちょっと損してる感じがするな。
最後になって明かされる主人公の意外なこと。
これって必要なことなんだろうか?
このためにずっと主人公は二人称の「きみ」で書かれているんだな。
このことが書きたいんだったら、これをテーマに小説にしちゃえばよかったのかもしれない。

だけど結局このミステリーは、社会の構図にとっても似ている気がする。
トップが働いている悪事は最終的には黒も白でもなく、灰色で終わる感じのところが。
それは会社とか組織とかでもそうだし、世界の中のあの国もそうだし。

中絶とか胎児のこととか、海軍のこととか、あとはなんだ?父との確執とか。
あのあたりのことは、記者とか石子さんとかが喋っているんだけど、それ読んでもなんかやっぱりアタシには消化できなかった。
ホントにもういろんなことが書かれていて、きっとアタシには頭が足りないんだろう。

この海で行われていた犯罪というものは、最終的にどうなったのやら。
冒頭の描写から読み取ると繋がるんだけど、どうもね。
パズルがはまったみたいな気分にはなれなかったな。
まぁ、もともとミステリだと思って読み始めたわけじゃないんだからいっか。

しかし海、一度もぐってみたいな。
しっかりとしたインストラクターの元でしっかりと習って。
水の中から海面を眺めてみたいもんだ。

内容(「BOOK」データベースより)

急死した父親がある企業スキャンダルの当事者であったことから、地元から離れた場所でアルバイトをしていた17歳の高校生・カズのところへ、幼なじみの英介が訪ねてくる。彼はカズの父親の死には裏があり、その謎を解く鍵が海岸沿いに建つクラブにあることを教えてくれる。カズはクラブで働き、真相を探ることを決意する。だが、糸口さえ見えないままに事件は起き、英介が命を落してしまう。―スクーバ・ダイビングの描写も素晴らしい海辺を舞台にしたサスペンス。話題の『このミステリーがすごい!』大賞第2弾!優秀賞受賞作品。

単行本: 421ページ
出版社: 宝島社 (2003/03)
ASIN: 4796631852


| 式田 ティエン | 00:13 | comments(1) | trackbacks(2) |


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