アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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フレンチの王道

ちゃんとしたフレンチ食べに行くって、近ごろまったくないことに気づく。

恵比寿のジョエル・ロブションに連れてってもらったのが最後かもしれない。

うわ〜!お城みたい〜と、やたらテンションあがったのは、はて?何年前のことやら。

 

まだまだ日本でフランス料理がなんなのかしっかりと認知されていないような時代、

ひとりヨーロッパに乗り込んでレストランでの修行を積んだという井上さんの本。

いまや日本のフレンチでは押しも押されもしないようなシェフに。

 

途中にはいろいろな料理についても書かれていて、なんだかおいしそう。

そして昨今の日本のフランス料理に対する井上さんの歯がゆさも垣間見えて興味深い。

フランス人がフレンチに醤油を使ってみようと思ったとしてもまぁいいけど、日本人がフレンチに醤油を使っちゃダメ!

…みたいな。

なんとなくその思いって分かるような気がする。

 

ホンモノ。超一流。王道。

そんなところを目指している人がどんなことを思ってどんなふうに行動するのか。

そんな風に思いながら読んでみたけど、やっぱり行動するって大事なんだなとつくづく思う。

 

料理はただ食べるものじゃなくて、五感で味わうもの…らしい。

それを提供するレストラン側は、自らもそれを磨かなくてはならない。

そのためには、一流の場所で一流のものを食べることはもちろん、一流の人たちと会話することがとっても大事だって。

 

たまにはちゃんとしたもの、食べなくちゃ。

 

 

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| そのほかの本 | 09:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
地方創生大全
評価:
木下 斉
東洋経済新報社
¥ 1,620
(2016-10-07)

 

アタシが本を読むのはただのシュミ。

なので基本的に読むのは小説。

中でも毒にも薬にもならないようなのが好き。

だけどまぁ、こうして手渡しでオススメされた本は読まなきゃな。

 

ということで手にしたコレは、とにかく読みやすい。

難しい言葉を並べ立てるでもなく、平易な感じがいい。

そしてアタシが普段感じていることを代弁してくれているような内容ばかり。

こんなに共感できるなんて、アタシの感性って素直すぎるんじゃなかろうかと思えるほど(笑)

 

「ネタ」「モノ」「ヒト」「カネ」「組織」というくくりで、何が問題で、どうすればいいのかを説いてくれている。

あげられる問題も、まさになんで知ってるの?と思うほど、文句なく的を射ているし、

じゃ、どういうことをしなくちゃっていうのも、ホントによく理解できる。

ただ、それがでできればこんな苦労はないわ〜と愚痴りたくなったりもして。

 

有名なサッカー選手がよく言っていた『個』というコトバ。

組織の中ではこの出し方がすごく難しいと日々感じている。

著者がいう『無責任な100人の意見より行動する1人の覚悟」みたいな感覚を大事にしたいな。

 

 

 

 

 



| そのほかの本 | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
人生はもっとニャンとかなる!
たまたまコンビニで目に付いて衝動買い。
結構気に入っていた前作は、外国に住むことになった友達にプレゼントしてしまったけど。
今作も相変わらずタイトルにあった猫の動きと表情がイイ。
疲れたときとか行き詰ったときとかに、パラパラと眺めるのにピッタリ。
だけど偉人たちの名言とかエピソードなんかは、やっぱり前作のほうがいい感じ。
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| そのほかの本 | 20:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減
全国の896の地方都市がなくなるんだって!
といって一時期メディアで物議を醸した増田レポート。
その後俄かに地方創生だなんだと騒がしくなって久しい。
なんだか今更な感じはするものの、ちょっと読んでみようかという気になって。

内容としては確かに納得する。
何か突飛もないことを言っているわけではなくて、
数字を前にそれを当たり前に整理し、分析している。


子育てに適さない東京に若い女性がどんどんと移動してきたことで
日本の人口は減り続けているし、これからもしばらく増えることは望めない。
子どもでも分かるような単純で簡単な理論。
このあたりの分析は非常に論理的だし、共感する。

そしてその次に、ならどうすればいいのか。
この部分を今、多くのエラい人たちがいろいろと考えているんだろうけど、
ホントにどうしたらいいんだろうねぇ。
都会で暮らしたいっていう若い人の気持ちもわからなくはないし、
田舎より都会で暮らすほうが合ってる人もたくさんいるだろうし。
この、ならばどうすればいいのかの部分。
政治だけでどうにかなる問題でもなく、個人だけの問題というのでもなく。
難しいハナシになっちゃう。
終盤の対談も、小泉進次郎なんかも出てて読みやすかった。

ただ、文庫サイズのせいなんだろうけど、グラフとかデータとかがやたら見にくい。
もうちょっとキレイに整理したらよかったのに。

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| そのほかの本 | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015本屋大賞
気がつけば今年もこんな時期になっていました。
ここのところすっかり本を読む機会も減ってしまい、
テレビもほとんど見ない状況なんで、世間の動きに疎くていけませんね。

さてさて、大賞には、上橋菜穂子さんの『鹿の王』が選ばれたそうです。
これ、読んでないな〜。てか、ほとんど読んでない(笑)

鹿の王 上橋菜穂子
サラバ! 西加奈子
ハケンアニメ! 辻村深月
本屋さんのダイアナ 柚木麻子
土漠の花 月村了衛
怒り 吉田修一
満願 米澤穂信
キャプテンサンダーボルト 阿部和重・伊坂幸太郎
アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎
億男

伊坂さんのだけかも…。
あ、いまハケンアニメ読んでるとこか。

というかこの本屋大賞、第1回からわくわくしながら見守っている。
たいがいその年のノミネート作品のうち、大半は既に読んでいたのに、こんなんなっちまって……。



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| そのほかの本 | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
そうだったのか!ピケティ
いつも周回遅れぐらいで読んでいる。
今回はピケティが取り上げられている。
『21世紀の資本』って本が売れているらしいし、
トマ・ピケティも来日していたらしいし、
最近、ニュースサイトなんかでもホントによく目にする。
とはいえ厚くて難しそうな経済書を読もうという気にもならずにいたが、
こうやって池上サンが噛み砕いてくれるとその気にもなるもんだ。

雑誌をさっと斜め読みしただけだけど、
池上彰さんの力量によって分かりやすくなっているという一面はもちろんあるんだろけど、
このピケティ自体が、誰にでも分からなければ意味がないと言い切っているところからも、
そもそもこの本はマルクスとかと違って読みやすいものらしい。
と本人も池上さんも語ってはいるが、さて、アタシが手にすることはあるんだろか……。

全体的には資本主義がもたらす格差社会について、約200年分ほどの各国の税務データをまとめて証明しているらしい。
その結果、全体の約1%の超富裕層が富を所有していて、その総額も年々増えているという。
つまり、ごく一部のお金持ちだけがさらにお金持ちになり、中、低所得層には分配されないってことね。
なんだか夢のないハナシですね。

で、本の中に出てくる引用が切ない。
資産家になりたいなら、ものすごくがんばって働くよりも、お金持ちと結婚するほうがいいとか。
資産家を夢見て頑張れば、富を手にすることができた時代も過去にはあったけんだろうけど、
今はもうそれは望めないんだな〜。
だからアメリカンドリームみたいな映画ってたまにみたくなるのかもな。
日本でもそう。
今のお年寄り世代は、いわゆる「たたきあげ」でのし上がった人たちがいくらでもいる。
アタシの周りにも、それはもういますわ。
だけど今の子どもたちには、それってもう夢見ることさえできないんだろうな。
なんだかもう切ないわ。


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| そのほかの本 | 15:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
おかんメール
評価:
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扶桑社
¥ 1,080
(2014-05-10)

少し時間をつぶそうと入った本屋でたまたま手に取った。
パラパラとめくってみると……オモシロすぎる。
しまいには笑いを堪えられなくなってしまい、
なにやら不審なヒトみたいになってしまった。
なので仕方なく買ってしまった。
コレ、外では読んじゃダメなヤツね。

しかし世の中のオカン、オモシロすぎる。
ボケてんのはウチのオカンだけじゃないと少し安心したりして。

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| そのほかの本 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
伝え方が9割
評価:
佐々木 圭一
ダイヤモンド社
¥ 1,470
(2013-03-01)

今年に入ってこういう感じのものを続けて読むことになった。
まぁ、これも、『大人のモノの言い方大全』と一緒になんとなく手に取っただけなんだけど。

中身はまぁ、想定内のものでしたね。
だいたいにおいて、相手のことを考えて話せってことかな。
この本がいうのは、相手に何かの動きを求めるためのコトバのこと。
相手にYESと言ってもらうための話し方。
または、相手に納得して動いてもらうための話し方。

自分がしてほしいことをストレートに言うのではなくて、
相手が答えやすいように、または相手が乗り気になるように伝える。
確かにこうしたロジックは意識するといいかもしれない。

ただね〜。
アタシが普段からこの手の本を読まない理由でもあるんだけど、
なんだか読みながら、「なるほど」と思う一方で、
この上から目線的なのが、どうもしっくりこないんだわ。
確かにこういう本を書くに至って、自信満々じゃないとダメなんだろうけどね。
こういうのがどうも好きになれないせいで、せっかくいいコトが書いてあるのに、
とっても残念な気分になるんだわな。

とはいえ、せっかくなら素直に読んだほうがいいと思う。
日々多くの人に多くの言葉をかけるけど、
何も考えずに話してることがほとんどだから。
今年はちょっと気をつけてみようかと思う。

内容紹介
なぜ、伝え方で結果が変わるのか?この本で学べば、あなたのコトバが一瞬で強くなり、人生が変わります。

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| そのほかの本 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
できる大人のモノの言い方大全
なにやらよく売れている本だということで、
普段は小説しか読まないクセして、ちょっと読んでみた。

確かに正しいことが書いてある。
読んで確かにためにはなる。
普段よりきちんとした言葉を使おうと意識するきっかけになるし。

ただ、書いてあることはだいたい知っていることばかり。
尊敬語と謙譲語を間違えないこと。
相手を気遣って話すこと。
TPOを考えて話すこと。

だけど、やっぱり普段の自分の言葉を見直すいい機会になった。

内容紹介
30万部のベストセラーが決定版で新登場!
ほめる、もてなす、断る、謝る、反論するなどあらゆる状況ですぐに使える、
“達人"たちの絶妙な言い回しをまるごと収録!
覚えておけば一生使える秘密のフレーズ事典。

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| そのほかの本 | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法
この冬イチバンのお気に入りがコレ。
毎晩、夜寝る前にパラリと開きます。
まずは思わず笑えたり、癒されたりする猫の写真をしばし眺め、
そのあと裏面のコメントを読みます。

著名人とかの格言みたいなのが載ってるけど、
これだけだとものすごくつまらないモノになるところ、
その格言を印象付ける猫の写真とリンクさせているところがすばらしい。
なんといっても猫の表情とかしぐさがかわいくて。

前向きで一生懸命な言葉って確かに勇気付けられたりするけど、
それをこの猫の写真がふんわりとやさしく包んでくれる感じで。


【著者コメント】
この本のシリーズが生まれたきっかけは
「大切な言葉はいつもそばに置いておきたい」という思いからでした。
誰もが人生で大切にしている言葉、好きな言葉があると思います。
しかし、そういう「マジメ」な言葉を紙に書いて部屋に貼っておくのは、少し恥ずかしかったりします。
インテリアとしても可愛くありません。
そんな思いから、動物の写真と偉人の格言やエピソードを組み合わせた「人生~」シリーズが生まれました。

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| そのほかの本 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0) |


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