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アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……
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2014.01.13 Monday
問いのない答え
なんだか入っていけない感じ? で、途中で挫折しました。 内容 震災発生の三日後、小説家のネムオはネット上で「それはなんでしょう」という言葉遊びを始めた。 一部だけ明らかにされた質問文に、出題の全容がわからぬまま無理やり回答する遊びだ。 設定した時刻になり出題者が問題の全文を明らかにしたとき、参加者は寄せられた「問いのない答え」をさかのぼり、解釈や鑑賞を書き連ねる。 そして画面上には“にぎやかななにか”が立ち上がる―ことばと不条理な現実の本質に迫る、静かな意欲作。 それぞれの場所で同じ時間を過ごす切実な生を描いた、著者四年振りの長篇群像劇。 JUGEMテーマ:最近読んだ本 JUGEMテーマ:読書 2009.02.28 Saturday
ぼくは落ち着きがない
ぼくは落ち着きがない 長嶋 有 あれれ?長嶋サンの小説ってもうちょっとアタシ好みじゃなかったっけ? というのが一番の感想。 主人公になっているのは、高校の図書部に属している女子。 彼女のどこかちょっと傍観者的な目線で、部室の中で起きるアレコレを描いている。 だけど特になにがどうっていうものもなく、なんとなくページが進んでいく感じ? そういう雰囲気も嫌いじゃないんだけど、なんか出てくるコたちのなかで、好きなコがいなかったのかな。 というのが自己分析。 ただ、共感できるところはいくつもあった。 公平で正義感ある「部長」の態度も好き。 あと傍観者的でいて悪口を言わない主人公も好き。 あと、部室の中で交わされる会話も。 あと気に入った一文は次のようなもの。 啖呵は切ったもの勝ち。 うるせえ、俺はおまえが嫌いだ!って。 無茶苦茶だ。 議論にならない。 でもタイミングよく言い放ったもの勝ち。 この世界はときどき、いや、ときどきじゃなくてしばしば、正しい方ではなくて格好いい方が勝つんだってこと、望みはもう知っていた。 なぜ知っているのかも、もちろん分かっていた。 なんかこの数行で、この小説が肯定できるような気がした。 だけどねぇ。 前半から中盤までは、まるで小説のキーになっているように描かれていた頼子。 彼女が突然不登校になって、その後なんか彼女の存在自体が尻すぼみ状態に。 最後にはまた彼女が戻ってくる気配で終わっているけど、彼女のその状況が理解できるものが一つもなくって。 ほかにもなんだか、「それで?」っていうようなものが多くて。 やっぱりなんかちょっと残念な気分が残る小説だった。 内容(「BOOK」データベースより) 青春小説の金字塔、島田雅彦『僕は模造人間』(86年)、山田詠美『ぼくは勉強ができない』(93年)。 偉大なる二作に(勝手に)つづく、00年代の『ぼくは~』シリーズとも言うべき最新作! 「本が好き!」連載中に大江賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。 だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生。 登録情報 単行本: 216ページ 出版社: 光文社 (2008/6/20) ISBN-10: 4334926118 ISBN-13: 978-4334926113 発売日: 2008/6/20 JUGEMテーマ:読書 2007.04.11 Wednesday
ジャージの二人
ジャージの二人 長嶋 有 とっても淡々とした小説。 父と息子が一緒に森の中の山荘で避暑を過ごす。 二人とも妻とうまくいってなくて、しかもいわゆるきちんとした職についているわけでもない。 父はフリーのカメラマンであるが、息子はいわゆるフリーター。 父は二度の離婚後に三度目の結婚をし、その妻としっくり行ってない。 そして息子のほうは、浮気をしている妻と家から逃避するように山荘で過ごす。 父曰く、真夏の暑いときに仕事をするなんてバカげていると。 なんだかイイ感じで力が抜けたいい人だ。 そういうわけで避暑なんだけど、そこでは特に何が起こるわけでもない。 別荘で避暑といえば聞こえはいいが、とにかうボロい山荘でダラダラと日々を過ごすだけ。 そんな中で、いろんなことを考えたり、なんにも考えずに五右衛門風呂に浸かったり。 何にも考えずに、ぼんやりと読むにはぴったりかも。 とはいえ、ペラペラなわけじゃないんだわ。 父と息子の会話の感じとか、たまに出る父の格言みたいな言葉とかステキ。 そして、最後は意外と深くて逃げみたいに見えてちょっと前向きな感じ。 内容 標高1100メートルの山荘にて、父と息子のアンチ・スローライフな日々が始まる。「猛スピードで母は」で芥川賞を受賞した著者が、「低スピード」な父との関係をジャジーに描く。 単行本: 204ページ 出版社: 集英社 (2003/12) ISBN-10: 4087746771 ISBN-13: 978-4087746778 2004.06.20 Sunday
猛スピードで母は
猛スピードで母は 長嶋 有 サイドカーに犬と猛スピードで母は の2本立て(!?) 芥川賞だってことでチェックしながらも ついつい読みそびれていたもの。 どちらも、一見勝手気ままな強い女性 そして気持ちのキレイな女性像を描いたもの。 さらさらっと読めてしまう感じ。 思いのほか好きな部類だった。 っていうか、作者、なんて読むんだ? アリ? |
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