アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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火星に住むつもりかい?
評価:
伊坂 幸太郎
光文社
¥ 1,728
(2015-02-18)

お気に入りの伊坂さんの新刊が出ていたので買って帰ってすぐに読んでみた。
公権力を使った魔女狩りVS正義の味方って感じ?
相変わらず最初の方は話があちこち飛んで読みづらい。
そして最後にはそれらが意味を持ってつながって、終結していく。

伊坂さんの小説にたびたび登場する、正義と悪とか偽善とか。
群集心理とか、暴力や権力による支配とか……。
これまでもこのようなことをテーマにした小説って、結構ある。
それらの中でもこれはちょっと重いように思えた。
文章はあくまでも軽快で、登場人物は相変わらず絶望的な状況でも飄々としている。
だけど、会話の中でくだらない軽口が少ないような気がする。
たったそれだけで、こうも雰囲気の違いを感じるものなのか。
もしくは読むほうのアタシの感覚がちょっとズレてきているのか。

ただ、やっぱり相変わらずこの世界観というか、視点というのには
なんとなく共感を感じるし、やっぱりオモシロい小説。
途中で罪もない人たちが何人も死んじゃうし、相変わらず悪い権力者は悪いままだし。
それでもなんとなく折り合いつけて、それなりに普通に生きていくって、
まさに普通の生活をしているアタシたちそのものじゃないのかな。

一番気に入って、少し笑って、そのあとなんとなく納得したのが
人を助ける基準を自分なりに作った正義の味方の線引き。
営業活動だって(笑)
だけど、こうやって人はみんなどっかで線を引いて折り合いをつけていかなきゃ全部はムリ。
これは人助けだけじゃなくて、生きていく中で起きる出来事のだいたい全てにおいて。
この部分にすごく共感できるせいで、伊坂さんの描く小説がすきなのかもしれない。
と今気づいてみたり。


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| 糸井 重里 | 16:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
言いまつがいに金と銀!
本屋で立ち読みしながら、笑いがこらえきれなくなって買ってしまった前作
その続編(?)が出ているそうだな。
しかもなんと金と銀!!
エンゼルマークじゃないんだから……。
といいながら、久しぶりにサイトを除いてみた。
それも静かな昼休みに会社のPCで。
……やっぱり。
ついついププっと笑ってしまいそうになって、それをこらえて……。
もう耐えられない。
やっぱり普通に笑いながら見るに限るわな。

ほぼ日刊イトイ新聞「言いまつがい」

金の言いまつがい
金の言いまつがい
ほぼ日刊イトイ新聞

銀の言いまつがい
銀の言いまつがい
ほぼ日刊イトイ新聞




| 糸井 重里 | 14:22 | comments(0) | trackbacks(4) |
言いまつがい
言いまつがい
言いまつがい
糸井 重里

発刊当時気になっていた本なんだけど、結局そのまま忘れ去っていて、たまたま先日本屋で見つけた。
で、ちょっと見てやろうかとパラパラとめくってみたんだけど、これがおかしくって。
なんだか笑えてきてしまって、それ堪えてると余計に笑えてきちゃいそうで、仕方なく購入。
その後家に帰り着くなり、ようやくおおっぴらに笑いながら読むことができました。
「あ〜。コレ、あるあるっ!!」っていいながらゲラゲラ。

まぁ、このあと読み返すことはないんだろうなぁって思うけど、やっぱりこういう本は買わなきゃダメね。立ち読みなんてできないわ。恥ずかしくて。
電車の中とか病院の待合室とか、とにかく人目のあるところで読むのは避けたほうがいいかも……。
くだらない。実にくだらない。
だけど笑ってしまう。そんなバカげた本でござる。


単行本: 350ページ
出版社: 東京糸井重里事務所 (2004/2/14)
ASIN: 4902516012

出版社/著者からの内容紹介
糸井重里が主宰するホームページ、ほぼ日刊イトイ新聞に届いたおびただしい数の「まつがいネタ」の投稿を、シチュエーションごとに厳選、大編集。その数、なんと700発。700発700発700発。読みごたえ満点の352ページ。しりあがり寿氏によるシュールな挿画も必見の出来映え。一度「くすっ」と笑ったら連鎖的に笑い続けてしまう不思議な本に仕上がった。しかも、ややこしい前提や心構えは一切いらない。目についたところから読めば、老若男女を問わず楽しめる。また、この本のもうひとつの魅力はその装丁。ひと言でいうと、かたちが変。裁断が斜め。角が丸い。部分的に穴が空いてる。「言い間違いをテーマにした本だけに、製本も間違えてみた」と制作者は語るが、印刷所と製本所がよろこんだとは思えない。これは、もう、本であり玩具であり、愉快と痛快をくちばしにくわえた迷惑な伝書バトである。

内容(「MARC」データベースより)
正しい日本語の、あまりにナイスな反面教師。Web新聞『ほぼ日刊イトイ新聞』等掲載をまとめる。03年刊「オトナ語の謎。」の弟本。本のカドが丸まっている、裁断が斜め、表紙の紙が小さいなどは「不良品」ではありません。


| 糸井 重里 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(1) |
続弾 問題な日本語
続弾!問題な日本語―何が気になる?どうして気になる?
続弾!問題な日本語―何が気になる?どうして気になる?

ちょっと編集に関わっていたことがあり、
日々の生活の中でいろいろ気になる日本語。
会社の中やお店や張り紙などなど、
あらゆるところで聞かれるちょっとおかしい日本語に
いちいちイラっとしてしまうアタシ。

ってことでこの本もちょっと楽しみにしていたが
なんとなく知ってることが多いように思えて
新しい発見が少ない気がした。
そのせいで、ざざっと斜め読みでしまってしまった。
残念。


| 糸井 重里 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
さらに経験を盗め
さらに経験を盗め
さらに経験を盗め
糸井 重里, 鼎談
やっぱりナニゴトにしても、
その道を極めている人の話って面白い。

あるひとつのテーマに対して、
その道のエキスパート的な人2人と
糸井さんとで、深くてシブい話が繰り広げられる。

テーマがまたオモシロイ。
「ひとりっこ」とか「日記」とかから
「ハゲ」とか「おっぱい」とかまで多岐にわたる。

お酒を飲みながらこういう話を聞くと楽しそう。
まさに経験を盗めってかんじ。


| 糸井 重里 | 10:25 | comments(1) | trackbacks(0) |


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