アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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ハル、ハル、ハル
ハル、ハル、ハル
ハル、ハル、ハル
古川 日出男

微妙な一冊であった。……というのが正直な感想かな。
収録されている3編とも、それぞれ独特の文章が印象的。
どれもが口語体。っていうかほとんどしゃべり言葉。
なんとも自分の中で消化しにくい感じがした。

「ハル、ハル、ハル」
最初のほうはもう、「誰も知らない」っていう映画を思い出してしまう。
母に置いていかれた中学生と小学生の兄弟。
不思議だけどヘンに前向き(なのかな?)でリアルな兄弟の会話が切ない。
そしてその兄ハルが夜中の公園で出会った女子高生ハル。
この二人がとんでもないことを思いつく。
その後二人はタクシーに乗り込む。
この運転手もハル。
3人のハルの行く先は、明るいのか絶望なのか……。

「スローモーション」
最初、面倒な短編だなぁと思った。
なんせ日記だ。
33歳長身の女の日記。
ダラダラと書かれたそれを読み続けるのかと思っていたけど。
ひどくショッキングだ。
そしてただの日記がこの小説のあとには、立派な証拠品になる……のかな。

「8ドッグス」
8の犬。里見八犬伝。
実はアタシ、あれちゃんと知らないのよねぇ。
この短編でちょっと内容知ることができた程度。
なんていうのかなぁ……。
うまく感想が出てこない感じ。
っていうか、言いたいことが理解できてないような。

やっぱりアタシは現実的なオハナシの方が好きなんだろう。
という、ヘンな結論。

商品の詳細
単行本: 201ページ
出版社: 河出書房新社 (2007/07)
ISBN-10: 4309018289
ISBN-13: 978-4309018287


| 古川 日出男 | 12:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
サマーバケーションEP
サマーバケーションEP
サマーバケーションEP
古川 日出男

井の頭公園にいる主人公の僕。
そこでウナさんと出会い、それからカネコさんと出会う。
ここが神田川の源流だということに気づき、なぜか川沿いに海を目指す3人。
その道中、少しずつ川沿いの散歩仲間が増えていく。
であった人が、するりと仲間に入っていくような感じで。

ただこの僕というのが気になって。
人の顔を認識することができないっていうのは、どういうことなんだろう?
小説の冒頭では、もしやこの主人公は人間ではなくて犬とか宇宙人とかかなぁとも思ったし(^_^;)
けどまぁ、結局のところはそういうのでもなくて、そういった個性の男の子ということなんだろう。

この小説ではとにかく何も起こらない。
ただただ、川に沿って歩いている。
その何もなさと、キモチのよさがいいんだろうなぁ。


単行本: 335ページ
出版社: 文藝春秋 (2007/03)
ISBN-10: 4163257209
ISBN-13: 978-4163257204


| 古川 日出男 | 08:16 | comments(0) | trackbacks(1) |
ベルカ、吠えないのか?
ベルカ、吠えないのか?
ベルカ、吠えないのか?
古川 日出男

これは、まったくもって不思議な小説だった。
イヌを中心に見る近代世界史といったところか。
戦地に取り残された4頭のイヌから始まる物語。

なんだかソ連、中東、アメリカ、日本と
混沌とした世界の様子が描かれているが
それがときにイヌの視点なのだ。

結局最後はもう、なんだかわからなくなってしまい、
アタシにはこの小説は、ちっとも飲み込めなくて
「なんなんだ?」みたいな感じで終わってしまった。
ザンネン。


| 古川 日出男 | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |


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