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アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……
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2013.05.14 Tuesday
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
なんとも珍しい現象を起こすことができるのがムラカミハルキ氏。 そしてそんな現象を目の当たりにして、若干気後れするのがアタシ。 この本も発刊前にはその秘匿性に興味をそそられ 発刊日にはニュースでその現象をぼんやりと眺め、 そして発刊後には、大型書店では山積みされている一方で 田舎の小さな書店では「売り切れ」表示がされているのを目の当たりにし、 あくまでもちょっと離れて眺める感じのスタンスのアタシ。 落ち着いたころを見計らって、ようやく手にしてみた。 で、端的に言ってしまうと、アタシは作者の小説に対してピンとくる読者じゃないってことですな。 この小説も、序盤は引きこもり気味なちょっとダメ男っぽい主人公が出てきて、 ひょっとするとちょっと違う感じかも……と思っては見たけど、 結局はいつもの作者の小説たちと似たようなパターンにはまっていき……。 確かに絶対と思ってた仲間からひどい仕打ちを受けたりして すっかり閉じてしまったかわいそうな男かと思いきや、 実は男前だったりして、しかも引きこもり気味なのになぜかモテたりして。 なんていのかなぁ。 今の時代とはちょっと違って、バブル期とかのイメージに近いかも。 まぁ、とりあえず流行りモノなんで読んでみましたって感じかな。 JUGEMテーマ:最近読んだ本 JUGEMテーマ:読書 2010.04.20 Tuesday
1Q84 BOOK3
このBOOK3は、発売前からすでにベストセラーって感じ? ノルウェイの森減少の再来か? 小説が今日発売されます なんて朝のワイドショーでやってた。 ドラクエとかwiiとか、ゲーム関係の発売日とか、windowsの新しいのが発売だとかみたいな。 っていっても、これって小説だぞ。 そんな日付が変わって夜中に発売開始する書店なんて、なんだかピンとこない。 とはいえ、やっぱりココに照準を合わせBOOK1と2と読み進めてきたアタシですから。 読みますとも。えぇ。 結局この小説のどこがそんなに魅力なのかっていうのは、相変わらずピンとこないまま。 それでも、このファンタジーなのかSFなのかよくわからない世界。 ストンと現実的な小説とは違って、読みながらなんとなくモヤっとする。 それでもなお、やっぱりページをめくる手が止まらないからすごい。 全体としては宗教観というのでもなく、世界観といったところか。 人が生きていくのに、本当に大切なのは何なのか。 いろんなものを心の支えにして人は生きてる。 アタシはこの小説の中で憧れるのは青豆の真っすぐな想い。 二十年も会うことなく、ただひたすらに想い続ける相手。 なんか非現実的なほどに潔くて。 そして好きな登場人物はやっぱりタマル。 機械みたいに正確で何にも惑わされず、前に進もうとする理論的な男。 とてもとてもカッコいい。 ただこのBOOK3の結末はどうなんだろう? なんだかちょっと安易な気がして、納得しかねる。 そして老婦人は?ふかえりは?宗教団体はどうなったんだ??」 ってことでこれまたBOOK4を待たなくてはならないようだ。 JUGEMテーマ:読書 2010.04.18 Sunday
1Q84 BOOK2
1984年だけど、1984年とは違う1Q84年という世界。 現実だけど現実じゃないのか? 不思議な感じ。 BOOK2ではいろんなことがガラガラと動き出した感じ。 小説をリライトしたことで、なにやらとてつもない歯車に組み込まれてしまった天吾。 あくまでもクリアに自分を持っていながら、大きな仕事を終えた青豆。 この2人がお互い、二十年も顔を合わすことなく、ずっと密かに想いあっている。 それまで決してお互いを探しあうことなく、まるで幻想とか仮想のような存在として。 この設定も、なんだか苛立ちながらも、この小説の世界観にピッタリという気がする。 問題のカルト宗教の教祖が死ぬ。 その娘である、ふかえりは静かに身を潜めている。 そして天吾の周り、青豆の周りで少しずつ人が失われていく。 いよいよ全てのものごとが大きく動き出す気配。 ちょうどいい具合にBOOK3が届いた。 さっそく取り掛かる。 JUGEMテーマ:読書 2010.04.15 Thursday
1Q84 BOOK 1
なぜ今、ムラカミハルキなんだろう? などと思ったのと、あまりにも売れているようでなんかその気にならなかったのと。 そろそろほとぼりも冷め感じだし読んでみようかと思ったのが秋ごろ。 なんだかんだしているうちに年が明け……。 どうやらBOOK3が出るという話を聞いて、どうせならそれに合わせて読んでみようと姑息に考えた。 で、今週から読み始めてみたんだけど、なかなかこれが進まない。 2つの話が交互に進んでいくというこの形は、あんまり好みじゃないんだわ。 ただ、読み進むうちにこの2つの話の主人公の接点が見えてくる。 時は1984年。 方や、塾の講師をしながら小説を書いている男。 方や、事務のインストラクターをしながら人を殺す女。 どちらもちょっと世間と相いれにくい雰囲気。 話が進むうちに、だんだんと核に近づいていく感じはやっぱり読んでいて面白い。 この小説は、どうやらこの先、カルト宗教とかの真ん中あたりを扱っていくんだろう。 あんなに売れていたというのに、アタシはちっとも内容を知らないまま観始めたので、ちょっと意外な気がした。 なんせムラカミさんといえば、なんかスマートな人間を描く小説かっていうイメージを勝手に持ってるからね。 それが宗教って……。 ただ、割と重ったるい感じの内容の割には、彼の文章のせいかとっても読みやすい。 こんだけの厚さのものを3部も出すだなんて。 そしてそれがやたら売れるだなんて。 恐るべしムラカミハルキ。 ただ、結局このBOOK1は、面白いのかどうかよくわからないまま読み終えてしまった。 これからどんなふうに進んでいくんだろうという、ちょっと思い期待感を残して。 さて。 BOOK2に向かってみることにしよう。 そうこうしているうちにBOOK3が届くはず。 JUGEMテーマ:読書 2007.02.16 Friday
グレート・ギャツビー
愛蔵版 グレート・ギャツビー 村上春樹,フランシス・スコット フィッツジェラルド これって結構古い小説なんだよなぁ。 やっぱり時代を感じさせるディテールはいくつも出てくるんだけど、その割にはとっても新鮮。 今の時代に書かれたものといっても普通にうなずけそうな。 誰もが耳にしたことがあるようなこの小説、実は初めて読んだ。 なんていうのかしら。 いかにも村上春樹という雰囲気が漂う作品。 これは訳がそんな感じにされているのか、はたまた原作の雰囲気が近しいものがあるのか。 嘘つきなのかバカ正直なのか、よくわからないようなギャツビーの個性が素敵。 華々しくも寂しく生きた彼のことが、なんとなくいとおしい気がしてくる。 そうだなぁ。ジョニー・デップとかに演じてもらいたいような男性。 内容 繊細に鮮やかに描写された情景と、精緻に、多義的に言語化された情念や感情に彩られた、哀しくも美しいひと夏の物語…。村上春樹が人生で巡り会った最も大切な小説が、新しい翻訳で鮮やかに甦る! 訳者書き下ろし冊子付き。 単行本: 319ページ 出版社: 中央公論新社 (2006/11) ISBN-13: 978-4120037825 ASIN: 4120037827 2006.01.11 Wednesday
意味がなければスイングはない
意味がなければスイングはない 村上 春樹 これはもう、ムラカミさん満足でしょって感じ。 とにかく自分の好きな音楽家のことを つらつらと書きまくっている。 それはもうジャズからクラシック はてはスガシカオまで、とにかくもう 自分の気持ちがポイントだ。 読んでいて気持ちいいほど、やりたい放題。 ってことで、なんとなく退屈しながら だけどちょっと楽しく読み上げた。 |
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