アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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夢違
評価:
恩田 陸
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,890
(2011-11-12)

恩田陸ならではという雰囲気いっぱいの一冊。
結構厚めのもので、読み始めたときはちょっと奇妙な世界観に戸惑ったものの、
読み始めるとどんどんと進んでいった。

人が見ている夢を記録し、それを可視化することができる世界。
夢を取り出したものは夢札と呼ばれ、それを読み込む特殊な装置を通して他人の夢を見る。
その夢を見て、分析するという職業がなりたっている。

それを生業としている男性が、死んだはずの女性をふと見かける。
彼が見たのは幽霊なのか、もしくは彼は夢を見ているのか。
そんな折、各地で広がる集団白昼夢による奇怪な事件。
果たしてコトの顛末はどうなるのか。
まったく先が見えないまま、どんどんと読み進む。
読んでいる間は、まるで深い霧の中を進んでいくような感じ。
まさにこの作品の中の様子そのもの。

で、最終的には、どうなったのかというと、なんだかよく分からない。
……なんかちょっと残念な気分が残ってしまった。
読み疲れてしまったせいで、結末を読み取れなかったのかもしれない。

今年になってずっといい夢を見ることがない。
いやな夢を見て目が覚めることが結構ある。
今朝もそう。
確かに結末は同じなのに、だけどいつもと違う感じで。
ちょっとリアルでいやな感じだったな〜。
やっぱり明るい感じのもの読みながら寝たほうがいいのかも。

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| 恩田 陸 | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
六月の夜と昼のあわいに
評価:
恩田 陸,杉本 秀太郎
朝日新聞出版
¥ 1,575
(2009-06-19)

恩田サンっぽい短編集。
ちょっと不気味な雰囲気とか、なんだか詩的な雰囲気とかが漂うものばかり。
ある意味ホラーっぽいところもあったり、儚いイメージもあったり。
ただ、こういう系の小説は余韻を楽しむ感じのもののような気がする。
それにしては、今のアタシはそれを楽しむ余裕がなさすぎ。
なので、せっかくこういうの読んでも、きちんと受け止めることができてない感じ。
やっぱ本読むのって、それなりにコンディションが必要なのね。
ということを実感した一冊でした。

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| 恩田 陸 | 19:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
訪問者
評価:
恩田 陸
祥伝社
¥ 1,680
(2009-05-14)

舞台設定が恩田サンらしい・
鬱蒼とした雰囲気の山の中の別荘のような家。
ある意味密室での事件と謎解き。

訪問者に気をつけろという手紙。
嵐の夜に、つぎつぎに集う訪問者。
すでに死んだ男の死は、果たして事故ではなかったのか?

割と淡々と読んでいったんだけど、最後の最後までそのなぞを引っ張っていってソレかい。
結局は、知人の男が屋根から落ちて死んだ。
そしてその屋敷には住所不定の男性の死体があった。
それを入れ替えて警察に引き渡した。
……それだけ??
なんだか肩透かしを食らったような気分で終わっちゃった。


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| 恩田 陸 | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
いのちのパレード
いのちのパレード
いのちのパレード
恩田 陸

恩田サンの短編集。
アタシ、この人の書くもの、あんまり理解できないことが多いんよね〜。
なのについ手にとってしまうのな何故だろう。
この短編集も15作品が収められたものだけど、やっぱり大半はなんだかよく分からなかった。

アタシにもなんとか理解できたのは次のようなもの。
『観光旅行』
地面から手の形をした石が生えてくるというおかしな町に観光旅行にやってきた夫婦。
その旅行には猜疑心たっぷりの人も参加している。
石が生えてくるなんてありえないと。

『当籤者』
ロト7というくじ。
その当籤者を殺した者が、賞金を手にすることができる。
そしてその殺人は罪には問われない。
当籤通知を受け取った男は……。

『SUGOROKU』
人間スゴロクが行われる国。
毎日夕方に告げられる「目」に一喜一憂する「コマ」である女の子たち。
もちろんスゴロクだから、アガルことを目的にしているはず。
そしてアガるといいことがあると信じ込んでいる子たちの中に、ひとりアガリを怖がる子が。
実際にアガった子はどうなるのか。
知りたいような知りたくないような……。

『あなたの善良なる教え子より』
これは以前に、何かの短編集に入っていたものを読んだぞ。
大人になった男が小学生のころの先生に送る淡々とした手紙。
その内容は深いです。
殺人はすべて悪だと、誰もがそう思っている。
だけど、ホントにそうだろうか?
ちょっと考えさせれれるもの。


内容紹介
<あの黒い表紙、強烈な帯コピー、シンプルかつ洗練されたデザイン。手に取った時の、嬉しいような怖いようなおののきを今でも覚えている。
(中略)かつて「幻想と怪奇」というジャンルのくくりでお馴染みであった、奇妙でイマジネーション豊かな短編群には、今なお影響を受け続けている。
あの異色作家短篇集のような無国籍で不思議な短編集を作りたい、という思いつきから連載をさせてもらった>(あとがきより)。
恩田ワールドの原点<異色作家短編集>への熱きオマージュ。
ホラー、SF、ミステリ、ファンタジー……クレイジーで壮大なイマジネーションが跋扈する、幻惑的で摩訶不思議な作品集。

商品の詳細
単行本: 336ページ
出版社: 実業之日本社 (2007/12/14)
ISBN-10: 4408535176
ISBN-13: 978-4408535173
発売日: 2007/12/14

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| 恩田 陸 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(1) |
きのうの世界
きのうの世界
きのうの世界
恩田 陸

謎がすっきり解けるわけでもないし、読み終わったあともなんだかスッキリしない。
なんだかモヤモヤとした気持ち悪さが全体に漂っているような。
あんまり好きな感じじゃないけど、恩田サンらしいといえば、そうかもしれない。

いわゆる普通の男が突然失踪。
その男が数ヵ月後、縁のない町で亡くなった。
なぜ失踪したのか。
なぜ殺されたのか。
誰が殺したのか。
そもそも殺人なのか。

結構厚い本で、なんとも難解な感じの話。
そしてこれは推理だナンだっていうよりは、その町そのものが核になっている。
その集団っていうものの怖さみたいなのを言いたいのかと思ったりもしたけど。
最終的にはちょっと意外なところが問題だと分かる。
途中まで、やたらと出てくるキーワード「水路」ってものとか、「血筋」とか。
そういのが、どうやってどこにつながるんだろうと思っていたが。
いささか唐突な感じが……。

内容紹介
失踪した男は遠く離れた場所で殺されていた 塔と水路の町にある「水無月橋」。
霜の降りるような寒い朝、殺人事件が起こる。
バス停に捨てられていた地図に残された赤い矢印は……? 恩田陸待望の新刊。

商品の詳細
単行本: 478ページ
出版社: 講談社 (2008/9/4)
ISBN-10: 4062140616
ISBN-13: 978-4062140614
発売日: 2008/9/4

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| 恩田 陸 | 20:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
不連続の世界
不連続の世界
不連続の世界
恩田 陸

恩田サンの小説は、正直言ってちっともワケがわからないのもあるんだけど、これは意外と好き。
ところどころに、するりと気持ちに落ちるような言葉があったりして。
そしてこれは短編集だけど、そのどれもが舞台を上手に描写している。
都内の公園だったり、観光地の砂丘だったり、ロケ地として有名なところだったり。

どれも怖いというよりは不思議な話。
ちょっとした不思議な感じ?
あれ?そういえばどうなってんの?的な。
そしてその結論ははっきりとは描かれていない。
だけど最後の「夜明けのガスパール」の結末は切ない。
この雰囲気の恩田さん、好き。

内容
『月の裏側』の塚崎多聞、再登場!詩情と旅情あふれる、恩田陸版「怖い話」。
;夜行列車の窓に映る顔は、デスマスク。
音楽ディレクター塚崎多聞のフランス人の妻ジャンヌが突然、里帰りし、そのまま音信不通になって、そろそろ一年になろうとしていた。
多聞はジャンヌの実家を訪ねたが妻はおらず、家族は「いまヨーロッパ中を旅していて連絡が取れない」という。
多聞は途方にくれ、奇妙な別居生活は続いた。
そんなとき三人の友人が多聞を「夜行列車で怪談やりながら、さぬきうどんを食べに行く旅」に誘う。
四人はそれぞれ怖い話を披露し合うが、途中、多聞の携帯電話に何度も無言電話がかかってくる……。(「夜明けのガスパール」)

商品の詳細
単行本: 289ページ
出版社: 幻冬舎 (2008/07)
ISBN-10: 4344015398
ISBN-13: 978-4344015395
発売日: 2008/07
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| 恩田 陸 | 19:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
猫と針
猫と針
猫と針
恩田 陸

恩田陸が舞台の台本を初めて書いたんだそうだ。
それを小説にしたのがコレ。
だそうだが、いかんせんアタシにはよく分からなかった。
なんなんだろう?
舞台を観てみるとまた違うのかな?
ゴメン。コレ、理解ができないです。

出版社 / 著者からの内容紹介
人はその場にいない人の話をする――。
友人の葬式の帰り、久々に学生時代の仲間が集まった。
一見なごやかな宴だが、やがて漂う不穏な空気。
この集まりの本当の意図とは? 閉鎖空間で展開する心理サスペンス会話劇。
戯曲執筆の舞台裏を赤裸々に綴る書き下ろしエッセイ「『猫と針』日記」も収録。
遂にベールを脱ぐ、恩田陸〈初戯曲〉。

商品の詳細
単行本: 123ページ
出版社: 新潮社 (2008/02)
ISBN-10: 4103971096
ISBN-13: 978-4103971092
発売日: 2008/02
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| 恩田 陸 | 19:41 | comments(0) | trackbacks(1) |
木洩れ日に泳ぐ魚
木洩れ日に泳ぐ魚
木洩れ日に泳ぐ魚
恩田 陸


一緒に暮らしていた男と女が、それぞれその部屋を出ていく前夜。
荷物もすっかり運び出し何もなくなった部屋で過ごす一晩。
その間の二人の会話だけで成り立つ小説。
閉塞感たっぷりなはずなのに、山の風景が浮かぶような文章はさすが恩田サン。
章ごとに、男女それぞれの目線に変わる。

最初からこの男女は、普通のカップルではないとにおう。
お互いに一人の男を殺したのは相手だと思いつつ、探り合うような会話が繰り返される。
そして二人が離れていくきっかけとなった旅行。
その旅行でその男は死んだ。

その男と二人の関係。そしてその二人の関係。
なんともつらい関係。
読みながら、いったいどういうオチなんだろうと思わせておいて、最後はそんなところに……という結末。

だけどこの結末はあくまでも客観的なものではない。
そう思ったとか、勘とかそういう類のもの。
でも結局それが本当なんだろうなぁと思いながら本を置いた。
決して読みにくいわけでもなく、内容もそう難しいわけでもないんだけど、なんだかキモチ的には難解な感じ。

出版社 / 著者からの内容紹介
一組の男女が迎えた最後の夜。明らかにされなければならない、ある男の死。それはすべて、あの旅から始まった――。運命と記憶、愛と葛藤が絡み合う、恩田陸の新たな世界

単行本
出版社: 中央公論新社 (2007/07)
ISBN-10: 4120038513
ISBN-13: 978-4120038518


| 恩田 陸 | 22:49 | comments(0) | trackbacks(1) |
まひるの月を追いかけて
まひるの月を追いかけて
まひるの月を追いかけて
恩田 陸


二度しかあったことがない女性から誘われて、奈良への旅行に出かける静。
彼女らの共通点は、静の兄。
母親が違うため、ほとんどあったことがない兄妹。
その兄の高校時代からの彼女を名乗って、その兄を探す旅行に誘った彼女は、実は別人だった……。
あらら。ミステリだったのね〜などと思いながら読んでいたけど、どうやら違ったみたい。

自分の過去と折り合いをつけることとか、ふっきることとか、そういったことを奈良のちょっと日常から外れた道を歩きながら考える。
そんなふうな小説かな。
アタシは歴史とかぜんぜん興味がなくって、モノを知らないので読み飛ばしてしまいがちなんだけど、史跡とか奈良という町の雰囲気とか、そういうのが丁寧に書かれている。
なんていうのかな、ああいうの。旅のお供に的な。
その気になれば紀行文みたいな感じに読むこともできそうな感じ。

出てくる女たち、そして浮世離れした感がある兄。
どれもがみんな、なんかの
ただ最後のあたりはやっぱり恩田さんっぽく、その後を考えるような終わり方。
内容(「MARC」データベースより)
失踪した一人の男を探して、奈良を旅する二人の女。それぞれの過去と現在を手探りしながら続く、奇妙な旅の行き着く先は? 夢と現実が交錯する旅物語。『オール読物』連載を単行本化。

単行本: 400ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/9/11)
ISBN-10: 4163221700
ISBN-13: 978-4163221700


| 恩田 陸 | 09:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
図書室の海
図書室の海 (新潮文庫)
図書室の海 (新潮文庫)
恩田 陸


恩田サンらしいっていえば恩田サンらしい短編集。
半分ぐらいはワケがわからなかったり、あんまり好きじゃない感じの短編。
半分ぐらいは、恩田サンらしくてイイ感じの短編。
この人の小説はやっぱり読む人を選ぶねぇ。

六番目の小夜子とか夜のピクニックとか、長編小説となっているものとリンクしたものもあって、手法としてはいいのかもしれない。
でもやっぱりアタシは、短編より長くてもじっくりと書いてほしい気がするな。
なんだか、結局どうなんよ??みたいな感じで終わられるのはどうも苦手。

内容(「BOOK」データベースより)
あたしは主人公にはなれない―。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる“サヨコ”伝説に関わる使命を…。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
恩田 陸
1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。’92(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞した。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

文庫: 304ページ
出版社: 新潮社 (2005/06)
ISBN-10: 4101234167
ISBN-13: 978-4101234168


| 恩田 陸 | 10:41 | comments(1) | trackbacks(0) |


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