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アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……
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2006.08.15 Tuesday
ザ・ジョーカー
ザ・ジョーカー 大沢 在昌 クールでカッコいい「ジョーカー」。 彼の仕事をつづった短編が並ぶ。 とにかくドライなハードボイルド。 ミステリっぽいところもあったり、銃撃戦もあったり、ンターテインメントな感じになっていて、さらさらと読み進めてしまう感じの本。 短編のくせして、長編みたいに一気に読んでしまった。 このジョーカーの、仕事に対するこだわりと頭のよさと、あと現場では本能を信じて動くしかない的な状況がたまらなくいい。 そしてそれぞれの短編に出てくる女たち。 いろんな種類の女が出てくるが、最後になって、「あぁ、やっぱりそうなのね…」という結末が。 なんだか男みたいな女だな。この人。 でもキライじゃない。 そして心に想っている女を撃つことができる仕事師もまた、カッコいい。 とにかくま、カッコいいんだ。これは。 一生懸命になって読む本ではなく、お酒飲みながらとか音楽聴きながらとか、のんびりした感じで読むのにいいと思う。 単行本: 349ページ 出版社: 講談社 (2002/04) ASIN: 4062111969 着手金は100万。 仕事は「殺し」以外のすべて。私立探偵にも逃がし屋にも依頼できないトラブルを、たったひとりで引き受ける最後のプロフェッショナル。 東京の闇と、そこで生きる男のプライドを描いた新シリーズ!「殺しは仕事にしたことがない。殺しをしなかったとはいわないが」 男は六本木の裏通りのバーで客を待つ。 ジョーカーはつながらない数と数のあいだを埋めるのに使う最後の切り札。使われたあとは用はない。そこに捨て置かれるか、別の人間が使うのか――。 2006.03.29 Wednesday
魔女の笑窪
魔女の笑窪 大沢 在昌 この冬ずっとなんとなく気になっていた一冊。 だけど気にかけだしてから時間が経ちすぎて なんで気になるようになったのか忘れてしまった。 で、読んでみた。 最初は、ハードボイルドな感じの ちょっとした推理小説系なのかと思った。 裏社会で生きるカッコいい女性の、さらりとした殺人とか あるいは彼女の恋愛感とか。 ところが章が進むにつれ、 物語は彼女の心の中に残る過去に行き着く。 生きて出られることはできないといわれている地獄島。 この島にいた人間が、島から外で成功するなどありえない。 そして島を取り仕切る人間に、それは許せない。 そんな島を出て、裏社会でそれなりに生きるようになった彼女の 心の傷と闘う……というのだろうか。 最終章は、なんともいえないいい加減さと大胆さとがたまらない。 ところでコレを読んでいて気になったのだが この地獄島、地図上の名前は皆越島という設定だ。 アレ?? 皆越島ってなんかで読んだことあるような気がする。 なんだっけ? |
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