アタシが読んだ本のことなどをさらさらと……



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チルドレン

今日はなぜか、すごーく懐かしい本を読んでみた。

チェ・ゲバラはじめ、手元に積んである何冊かの本を差し置いて。

 

なぜなら登場人物の陣内氏が好きだから。

身勝手で口が悪くて態度もデカくて子どもじみてて、まさにオレ様的なヒト。

無神経の固まりみたいなのに、ホントはものすごく繊細で優しいヒト。

こんなヒト、実際にそばにいたら迷惑なんだろうけどな〜。

 

今になって読み返してみるとどうなんだろうと思ったけど、今読んでもやっぱり好き。

読みながら流すのは、初めてコレ読んだころと同じボブ・ディラン。

コーヒーとタバコを手元に、一人がけソファーの上で体育座りしながら好きな本をダラダラ読む。

なんて贅沢でのんびりした夜だろう。

 

 

 

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| 伊坂 幸太郎 | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
サブマリン
評価:
伊坂 幸太郎
講談社
¥ 1,620
(2016-03-30)

大好きな伊坂さん、しかもチルドレンの続編だとか。
カバーもチルドレンの雰囲気そのまんま。
それはもう読む前からテンションが上がる。
というか上げすぎたのか、ちょっと物足りない気がした。

ホントに正しいことってなんだろう。
ホントの正義ってなんだろう。
…そんな答えが出ない、重いテーマが多い彼の小説だけど、今回もそう。

ただひとつ改めて思うのは、彼が書く文章の雰囲気がやっぱり好きだっていうことか。
言葉の使い方とか選び方とか。
また次自作を楽しみにしていよう。

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| 伊坂 幸太郎 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(1) |
首折り男のための協奏曲
勢いでまた伊坂さん。
これは先日読んだのより前のものなんだけど、読み損ねてたヤツ。
伊坂さんっぽい物騒なタイトル。
首折り男って…。
7つの短編が入っている。
それぞれ別のお話なんだけど、時折つながりがあったりする。
全部がしっかりつながってて、最終的にまとまってオチ。
っていうようなモノでもなく、つながってなかったり、つながってるのかな?ぐらいだったり、ゆるーい感じ。

中にはイジメの状況がたくさん出てくる。
読んでいてとっても嫌な気分になる。
なんだろな、イジメって。
だけどどこかで救われたり、あきらめたり。

以前から伊坂さんがテーマのように使う「くよくよ」がここでも登場。
世の中嫌なこととか辛いこととか、いっぱいいっぱい起こっている。
アタシの知らないところで、今もまさに誰かが殺されているのかもしれない。
誰かがひどいイジメにあってるのかもしれない。
あるいは過激派組織に人質にされ、殺害されているヒトがいるのかもしれない。
(ちょうどコレ読んでるとき、日本人ジャーナリストが人質にされて殺害されたんだわ)
そんな状況の中、まったく無関係なアタシはどうすればいいのか。
ヒトゴトだとまったくの無関心でいるでもなく、逆に首を突っ込むのでもなく。
やっぱりただただクヨクヨするしかないんだわな。

そしてアタシの好きな黒澤さんがもする。
彼が出てくるとなんだかニヤリとしてしまう。
このヒト、好きなんだわ〜。
その黒澤さんが、すごーく嫌〜な男にハメられるっていうハナシ。
なんだこれは!!
と思ったけど、最後まで読んでみてナルホド。
こういう仕掛けもあるんですな。

チャップリンの映画、やたら出てくるんで、観てみようかしらと思ったりして。


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| 伊坂 幸太郎 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(1) |
アイネクライネナハトムジーク
評価:
伊坂 幸太郎
幻冬舎
¥ 1,512
(2014-09-26)
コメント:アタシの好きな伊坂さんらしい一冊。

それでは数ヶ月前に読んだコレ。
本を読むこと自体がとても久しぶりだったんで、読みやすそうな伊坂さんをチョイス。

アタシの好きな初期のころの伊坂さんの雰囲気が漂う、見事にストライクゾーンど真ん中の一冊でした。

殺し屋とか変な能力がある人とか、そんなのばっかりがゴロゴロ出てくるという意味ではちょっと作風がずれてて、
この短編集に出てくる人たちは、すごく普通の人たち。
普通の人たちが普通に暮らしている様子の中に、素敵な出会いとか素敵なシチュエーションがちりばめられている。
そしてこの短編に出てくる人たちが、微妙にリンクしていて、最終的には全てがなんとつながっていく。
あぁ。そうそう。このやり方。
結局、途中でやめることができなくて、一気に読んでしまっていた。
最後のページに行き着くころには、ニヤリとして、そしてなんだか気持ちがホッコリとしている。
この感じ、とっても好き。

一番気に入ったのが、他人同士のモメごとに遭遇したときの対処法!
あぁ、あるよね〜って感じのシチュエーション。
ファミレスで怒鳴りまくるクレーマーとか、高校生にキレているおじさんとか…。
こういうのって見ないフリとかしちゃいがちだけど、それはそれで聞いてるだけで腹立たしい気分になるし。
そんなときには、相手を不安にさせて気を削がせるこの方法!
使ってみたいね〜。こういうの。

ていうか、伊坂さん、普段からこんなことばっか考えてんのかな〜。




内容紹介
ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。
奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、
他力本願で恋をしようとする青年、
元いじめっこへの復讐を企てるOL……。
情けないけど、愛おしい。
そんな登場人物たちが紡ぎ出す、数々のサプライズ! !
伊坂作品ならではの、伏線と驚きに満ちたエンタテイメント小説!

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| 伊坂 幸太郎 | 16:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
死神の浮力
評価:
---
文藝春秋
---
(2013-10-25)

伊坂さんの新刊が出ててつい買ってしまった。
タイトルだけで、千葉さんだわっ!って思って。
死神の精度』から何年経ってるのかな〜。
アタシの伊坂ファン暦も結構長くなったもんだ。
この間、新刊が出たといっては買って、
時にガックリと肩を落とし、時にわくわく読んで。
これはもちろん好きなタイプのほう。

この作者が書く物語で、アタシが好きなタイプのものは一様にパターンがある
理不尽な状況におかれた人間が、その状況を受け入れつつ、なんとかもがいていたりする。
諦念感もありながら、なぜか強さも感じて、
脱力しながらがんばってるみたいな。

今作では、主人公は小説家。
一人娘を殺され、ヘタに顔が売れた小説家だったために
マスコミにさらされ、妻と二人、ただ時が過ぎるのを待っている。
そして時が来た。
犯人が裁判で無罪判決になったその日、彼らの家を訪れたのは死神の千葉さん。

司法になんか任せない。
そういって二人、黙々と復習のときを待っていた夫婦と
不思議な男とが一緒に行動することに。

復習の相手は良心を持たないサイコパス。
サイコパスは相手が悲しんだり困ったりすることを楽しむ。
という設定のせいで動機も無く、その心情が理解できないせいか、ピンとこなかったな。

とはいえ、そんな相手に挑む夫婦には強く共感するし、
自らの『仕事』のために同行する千葉さんの雰囲気はやっぱりイイ。
なんか千葉さんの印象がちょっと変わったような気がする。
もっと傍観者的なイメージだったんだけど、長編のせいか人間っぽい気がする。


最後は伊坂さんらしい結末。
最悪の結末ではないけど、決してハッピーなだけではない。
それが生きていくってことよな〜などと思いつつ読了。
やっぱりなんだかんだいってこの世界観は好き。

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| 伊坂 幸太郎 | 20:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
ガソリン生活
評価:
伊坂 幸太郎
朝日新聞出版
¥ 1,680
(2013-03-07)

この小説をリード役はなんと車。
車目線での車同士の会話がなんとも楽しい。
そして登場するのは、望月家とその周辺のみなさん。

のんびり屋の大学生の長男。
やたら賢くて大人みたいなことを言う小学生の次男。
そして反抗期真っ最中みたいな高校生の長女。
ぼんやりしてそうで芯はあるって感じの母。
この望月家の車が緑色のデミオ、緑デミ。
この家族がちょっとしたことから事件に巻き込まれる。

なんていうのかな、伊坂さんらしい感じがところどころ。
結構切羽詰った状況なのに、なぜかちょっと暢気な雰囲気とか。
事件の真相を一部の人しか知らなくて、知らないままで周りは普通に過ごし続けるとか。

全体的にあったかい感じが満載。
車に対する愛着を思い起こさせてしまうようなオハナシ。


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| 伊坂 幸太郎 | 07:10 | comments(0) | trackbacks(1) |
残り全部バケーション
評価:
伊坂 幸太郎
集英社
¥ 1,470
(2012-12-05)

久しぶりの伊坂サンは、アタシの好きな雰囲気のもの。
近年、なんだかちょっと好みとズレているものがちょいちょい出ますからね。
これはなんていのか、初期のころの飄々とした雰囲気のもの。
ちょっとウレシイ。

第一章の標題作はどこかで読んだ気がする。
それと第三章の『検問』も。
なんかのアンソロジーかしら。
で、これらがほかの章と合わさって、連作になっている。
裏家業モノとは思えない、ケロリとした明るさの岡田クン。
そして何も考えてなさそうでなんか好きな溝口サン。
相変わらずキャラクタがいい。

そして最終章。
これはもう初期の伊坂氏らしくて、アタシにはうれしい限り。
どの章もはっきりした結末はない。
こうだったらいいのに。と思いながら読み進むしかない。
その希望的観測にすがりながら読み進むのが楽しいのかも。

あちこちに散りばめられた、やけなのかとも思わせるような
登場人物なりの格言みたいなのが、やはり印象に残る。
タイトルの『残り全部バケーション』だなんてもう、心強いじゃないですか。
『飛べても8分』とかもそう。
飛んでも8分、歩いても10分。
2分しか変わらないんなら、歩きでいいんじゃない。
それでも飛びたいじゃないか。って言うような男ってカッコいいよね。

この小説のエンディング。
高田に届いたメールもちろん、焼肉屋のメルマガではないことを願って本を閉じる。
こういうちょっとしたワクワする感じっていいよね。


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| 伊坂 幸太郎 | 14:39 | comments(0) | trackbacks(1) |
夜の国のクーパー
評価:
伊坂 幸太郎
東京創元社
¥ 1,680
(2012-05-30)

伊坂さんはアタシの好きな作家。
それも結構な上位。
で、毎回新作が出るとワクワクとしてしまうんだが、
なんか近は期待値とズレていることが割りと多くて。

これもすごく楽しみにして読んだ割には、
やっぱりちょっとガッカリ感が残る感じのものだった。
つまらないわけじゃないんだけどな。

ある国で戦争が起きていて、それが終わった。
敗戦国の様子、そこで暮らす人たちの様子を
その国に暮らす猫の視線で描いているもの。

その近くの国に流れ着いた男が
猫から一連のことを聞かされ、彼らを助けるため猫とともにその国に向かう。

もちろんちょっとしたどんでん返し的なものもあって、
それなりに楽しませてくれる。
しかも、やっぱりちょっとジーンとくるカッコいいシーンも用意されている。

近年の伊坂さんの作品似よく出てくる、国家とか、組織とか、人の支配とか、
そういうものを戦争と猫と寓話というものを絡めて描いている。

複眼体調がカッコよいな。
すごく。
そして、この小説でもいい言葉がいくつも印象に残る。
「疑うことをやめて信じてみることも一つのやりかただ」
「何が正しくて何が誤っているのか、自分で判断しろ」
相反するような言葉だけど、どちらも読みながら印象に残ったもの。

自分で判断すること。
誰かの言葉を鵜呑みに刷ることなく、きちんと自分で考えること。
とても大事なことじゃないかな。

猫のトムの言葉は、ものすごく素直で気持ちがいい。

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| 伊坂 幸太郎 | 11:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
PK
PK
評価:
伊坂 幸太郎
講談社
¥ 1,260
(2012-03-08)

近ごろゆっくり本を読むという時間が取れなくて。
伊坂さんの新作にも気づかないまま過ごしてました。
で、たまにはゆっくり本を読もうと。

『PK』「超人』『密使』という3編が収録されている。
どれも独特の世界観であり、若干のつながりを見せている。
昔々、中学生ぐらいのときによく読んでいた星新一サンのショートショートの雰囲気もあって、
なんていうのかなぁ。SFっぽい感じが満載。
う〜ん……。
『魔王』的な感じですな。
つまり、どちらかといえばアタシ好みの伊坂サンではない。

とはいえ、なんか読んでいて面倒だな〜って感じる分かりにくさなのに
それにもかかわらず、読み終えた後に何かが気持ちの中に残っている。
それは気持ちのいいものばかりではなくて、
捉えられそうで捉えられないようなもどかしい気分だったりもする。
そして例に漏れずコトバが印象に残る。

今回、標題作のPKは、難解な書き方の中で実は単純なコトバが一番印象に残る。
『臆病は伝染する。そして勇気も伝染する』
……できることなら勇気のほうに感染したいものだ。


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| 伊坂 幸太郎 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
3652
アレ?エッセイ集なの??
ちょっとキョトンとしてしまった。
「うっわ〜。伊坂サンの新作、チェックモレだったわ〜」って勇んで手にしたのに。
だいたいエッセイというものにほとんど興味を示さない。
小説が好きなんです。
とはいえ、せっかくなのでちょっと読んでみるかな。

という感じで読み始めたものです。
このエッセイ集は、伊坂さんのデビュー10周年を記念して刊行されたものらしいです。
このエッセイ集の発行日が、デビュー作が出版された日と同じ日ですって。
10年。日数にすると3652日。
で、デビューからコレまでの間に書いたエッセイが、年次的に並んでいる。

最初の方、面白かったなぁ。
笑っちゃいましたよ。
父上の話とか、日々のちょっとしたできごととか。

以前に書いたエッセイをまとめているっていうだけじゃなくて、
それに現在の本人が、コメントを入れていること。
このコメントみていると、随所にみられるのが、気恥ずかしいんだろうなぁって雰囲気。
確かに以前自分が書いた文章、それも物語とかじゃなくてエッセイなんかを
ポンと目の前に出されると、そりゃまぁ恥ずかしい気持ちがあって然るべきだろう。

エッセイの中で、何度も紹介される、大江健三郎サンの小説とか、
読んでみたいなぁと思ったりして。

ただ、やっぱりエッセイって、それを書く人に興味がないと読めないだろうな。
伊坂サンのファンであるアタシは、このエッセイを読んで楽しい。
だけど「伊坂?ダレ?」って人なんかが読んだら、果たしてどうなんだろう?
だからナニ?って感じになるんだろうか?
あ。でも、そんな方でも、彼の父親の話は、読めると思う。おもしろいから。


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| 伊坂 幸太郎 | 11:33 | comments(0) | trackbacks(0) |


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