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アタシが読んだ本や観た映画のことなどをさらさらと……
背中に飛びつく猫
近ごろウチの息子がおかしい。
ちょっと油断すると背中に飛びついてくる。
で、肩口までよじ登ってきたらそこでじ〜っとしてる。
目を閉じて気持ちよさそうにマッタリしてたり。

もともとは座椅子に座ってるときに、
ちょこんと飛びついてきていたのだが、
近ごろだんだんエスカレートしてきて、
キッチンでたち仕事をしているときにでも、
いいジャンプで飛びついてきたりする。
ネコっておんぶがすきなの?



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posted by pumila | 22:17 | 戯言 | comments(0) | trackbacks(0) |
任侠病院
評価:
今野 敏
実業之日本社
¥ 1,680
(2011-10-20)

今野さんは結構好きな作家の一人です。
刑事モノの印象が強くて、マジメな人間を書かせたらかなりいい感じ。
今回はタイトルにちょっとキョトンとしたものの、読み始めると早い早い。
隠蔽捜査シリーズとかのいめーじとは違って、ちょっとコメディタッチです。

小さなヤクザ組織の二番手である日村が主人公。
この組は小さくても、しっかりとした組長と個性豊かな数人の組員がいる。
その組長が、つぶれかけた病院を建て直すといいだした。
そんな折、地元では暴力団追放運動が起こる。

病院を建て直すヤクザ。
その様子は呼んでいてとっても楽しい。
まずは掃除だという。
暗くて汚いところで働く人たちは、総じて明るくはない。
なのでまずは掃除。
きれいになったら、次にそこで働く人たちに笑顔を。
そうしていくうちに、どんどんとその場所は明るくなっていく。

どうやらこれ、同じシリーズで学校モノとかもあったようだ。
同じように掃除から初めて学校を建て直したんだろうな。
また読み順間違えてる、アタシ。

で、このヤクザさんは、地元に根付いているっていうのがウリなんだが、
このあたりは、ちょっとどういうふうに捕らえていいのかしら。
古くから住む地元のみなさんに愛されて頼りにされているヤクザ組織。
まぁ、なくはないんだろうけどなぁ。
ちょっとアタシにはピンとこない。

とかいいながら、この小説、面白かった。
そんなに深い内容ってわけではないんだけど、
つぶれかけた何かが再生していくお話ってやっぱり読んでて楽しい。
前向きな気持ちになっていくし。
ということで一晩で読みきりです。





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posted by pumila | 21:56 | その他のカ行の作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
境遇
評価:
湊 かなえ
双葉社
¥ 1,470
(2011-10-05)

湊かなえサンの新しい小説!
と思って読んでみたけど、なんだかパッとしない印象が強い。
なんだかなぁ〜と思っていたら、コレ、ドラマ用の書き下ろしだそうでした。
やっぱりドラマ向けにしようとすると、単純に小説を書くのとは違うのかな??
モノカキじゃないアタシなんかにはよく分からんが。
とにかく「湊かなえ」のネームバリューが落ちてしまわないことを願う。
なんといってもデビュー作の「告白」の印象が強すぎる。
これを超えることはできないのかな?

で、これは高校生のころにお互いの境遇が似ていることから親友同士となった女性二人。
二人はともに本当の両親を知らないまま、施設で育った。
彼女らが36歳になり、それぞれの暮らしを持ちながらも、お互いを大事に思いあっている。
晴美は希望をかなえて新聞記者となり、一人暮らしをしている。
陽子は地元議員の奥さんとなり、趣味で書いていた絵本が大ヒットする。

そんな折、陽子の息子が誘拐される。
目的はなんなのか、犯人は誰なのか。
議員の事務所の中の重苦しい雰囲気とか人間関係とかを上手く描いている。
果たして誰なら信じてもいいのか、誰も信じられないのか。

というようなことを描こうとしているんだろうけど、
読んでいる途中でもう、犯人にめぼしがついてしまう。
ていうか、犯人はこの人でしょ。って思いながら読むと、
ちょっと辻褄があってないような気がしてきたりして。

同じ境遇のせいで親友になった二人だけど、
境遇だけがその後の暮らしを決めるわけでもなく。
どんな境遇であっても、それを受け止めてくれる人と知り合い幸せになることはできるし、
逆に受け止めてもらえないために、辛い思いをすることもあるだろうし。
そしてそんなふうに状況が別れてしまえば、やっぱり一方には妬みの気持ちが出てきても仕方ない。
当たり前の展開っていえばそうなのかもしれないな〜。

ただ、あまりにも陽子の結婚相手の善意が過ぎるように思えたりして。
これはひねくれ者のアタシの見方のせいかな。
テレビの生放送で秘密を告白するというあのシーンなんか、
正義感ばかりの真っ白な印象で、ちょっと鼻白んでしまったり。

で、そのドラマってどんなだろうって探してみたら、
松雪泰子とりょうが2人を演じていているそうで。
松雪サンはアタシは結構買っている女優さんなんだわ。
なんか「女優」らしい女優だなって、映画なんかを観ると思う。
果たしてこのDVD見るかな?
う〜ん。機会があれば見てみましょうか。



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posted by pumila | 16:04 | その他のマ行の作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
放蕩記
評価:
村山 由佳
集英社
¥ 1,680
(2011-11-25)

この作者の名前は目にすることはあるものの
実はこれまで読んだことないのでは??
ということでなんとなく選んでみたんだが……。

これは結構好みが割れるような小説。
読み終わったあと解説みたいなのを読んでみると「半自伝的小説」だそうだ。
うっわ〜。勇気ある作家。

母親との確執が幼いころから蓄積して……。
そんな母娘の関係って、たまに見かける。
親子だからってやっぱり合う、合わないっていうの、あるみたいだし。
で、これは典型的に合わなかった母親のことを、36歳にもなって未だにひきずっている女性作家が主人公。
確かになくはないだろうし、共感する部分もそこそこあるんだけど。
もう一度これを読み返そうって気にはならない小説かな。

幼いころから躾といいながら厳しい扱いを受けてきた女の子。
その抑圧は思春期になってももっと強くなり、
そうこうするうちに、母親のことをどうしても受け入れられない自分に気づく。
そしてそれはいつまでたっても変わらない。
大人になって、結婚しても、離婚しても、作家としてひとりで生きていけるようになっても。
そんな彼女が、母の痴呆をきっかけに少しずつ赦し始めるところで終わる。

とはいえ結局は一晩で読みきってしまったんだわ。
なんだろう。コワイものみたさとか?
あ、文章の雰囲気とか言葉の使い方とかは好きかも。
ただ内容がちょっと重苦しさが過ぎたかも。
なのでこの作者の他の小説も読んでみてもいいかな〜と思ったりして。


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posted by pumila | 18:25 | その他のマ行の作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
夢違
評価:
恩田 陸
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,890
(2011-11-12)

恩田陸ならではという雰囲気いっぱいの一冊。
結構集めのもので、読み始めたときはちょっと奇妙な世界観に戸惑ったものの、
読み始めるとどんどんと進んでいった。

人が見ている夢を記録し、それを可視化することができる世界。
夢を取り出したものは夢札と呼ばれ、それを読み込む特殊な装置を通して他人の夢を見る。
その夢を見て、分析するという職業がなりたっている。

それを生業としている男性が、死んだはずの女性をふと見かける。
彼が見たのは幽霊なのか、もしくは彼は夢を見ているのか。
そんな折、各地で広がる集団白昼夢による奇怪な事件。
果たしてコトの顛末はどうなるのか。
まったく先が見えないまま、どんどんと読み進む。
読んでいる間は、まるで深い霧の中を進んでいくような感じ。
まさにこの作品の中の様子そのもの。

で、最終的には、どうなったのかというと、なんだかよく分からない。
……なんかちょっと残念な気分が残ってしまった。
読み疲れてしまったせいで、結末を読み取れなかったのかもしれない。

今年になってずっといい夢を見ることがない。
いやな夢を見て目が覚めることが結構ある。
今朝もそう。
確かに結末は同じなのに、だけどいつもと違う感じで。
ちょっとリアルでいやな感じだったな〜。
やっぱり明るい感じのもの読みながら寝たほうがいいのかも。

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posted by pumila | 20:48 | 恩田 陸 | comments(0) | trackbacks(0) |