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評価:
湊 かなえ
双葉社
¥ 1,470
(2011-10-05)
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湊かなえサンの新しい小説!
と思って読んでみたけど、なんだかパッとしない印象が強い。
なんだかなぁ〜と思っていたら、コレ、ドラマ用の書き下ろしだそうでした。
やっぱりドラマ向けにしようとすると、単純に小説を書くのとは違うのかな??
モノカキじゃないアタシなんかにはよく分からんが。
とにかく「湊かなえ」のネームバリューが落ちてしまわないことを願う。
なんといってもデビュー作の「告白」の印象が強すぎる。
これを超えることはできないのかな?
で、これは高校生のころにお互いの境遇が似ていることから親友同士となった女性二人。
二人はともに本当の両親を知らないまま、施設で育った。
彼女らが36歳になり、それぞれの暮らしを持ちながらも、お互いを大事に思いあっている。
晴美は希望をかなえて新聞記者となり、一人暮らしをしている。
陽子は地元議員の奥さんとなり、趣味で書いていた絵本が大ヒットする。
そんな折、陽子の息子が誘拐される。
目的はなんなのか、犯人は誰なのか。
議員の事務所の中の重苦しい雰囲気とか人間関係とかを上手く描いている。
果たして誰なら信じてもいいのか、誰も信じられないのか。
というようなことを描こうとしているんだろうけど、
読んでいる途中でもう、犯人にめぼしがついてしまう。
ていうか、犯人はこの人でしょ。って思いながら読むと、
ちょっと辻褄があってないような気がしてきたりして。
同じ境遇のせいで親友になった二人だけど、
境遇だけがその後の暮らしを決めるわけでもなく。
どんな境遇であっても、それを受け止めてくれる人と知り合い幸せになることはできるし、
逆に受け止めてもらえないために、辛い思いをすることもあるだろうし。
そしてそんなふうに状況が別れてしまえば、やっぱり一方には妬みの気持ちが出てきても仕方ない。
当たり前の展開っていえばそうなのかもしれないな〜。
ただ、あまりにも陽子の結婚相手の善意が過ぎるように思えたりして。
これはひねくれ者のアタシの見方のせいかな。
テレビの生放送で秘密を告白するというあのシーンなんか、
正義感ばかりの真っ白な印象で、ちょっと鼻白んでしまったり。
で、そのドラマってどんなだろうって探してみたら、
松雪泰子とりょうが2人を演じていているそうで。
松雪サンはアタシは結構買っている女優さんなんだわ。
なんか「女優」らしい女優だなって、映画なんかを観ると思う。
果たしてこのDVD見るかな?
う〜ん。機会があれば見てみましょうか。